2012
09.03
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【みずつちレポVol.11】3日目:上堰潟・角田浜『汗疹は海で治せ、天気は佐渡島で読むべし』

TRIP, 水と土の芸術祭 2012


新潟市で2012年7月14日から12月24日まで開催されているアートイベント「水と土の芸術祭2012」参加レポート3日目(の1回目)です。
このレポートの表紙はこちらから。1日目は様子見も兼ねてメイン会場を探索、
2日目は足で日和山浜から上古町を大散歩。
3日目の今日は……天気がいいから、もっと海が見たい!こんな日は、あのシーサイドラインを車で走りたい!新潟県の位置は佐渡島があるお陰で大体知れてそうですけど、
「新潟市」の広さはピンと来ないと思います。2007年に新潟市はいくつかの市区町村と合併し、政令指定都市へ。
地名も改められて、広くなって、新潟出身の私でさえ、よく分かってません。
「え? あそこも新潟市なの!?」と驚くことしばしば。2日目のレポートで私が書いた地図を覚えていますか?

点線で沿った線が、私が9時間歩いた軌跡です。

あのスケールを覚えておいてください。

また、地図を書いてみました。
今度は新潟市の。

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※「新潟市」=「下越」ではございません。

分りますか!?
画面中央に「2日目にいたエリア」や「1日目に行ったメイン会場」が記されていることを!

もう少し、地図に寄ってみましょう。

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※この地図の番号は公式の作品番号と連動してます。大きい数字がコヤナギの行けた所。

分ってたことですけど、「新潟市」全域から見れば、一日がかりで見回った、あんなところ、こんなところ、全部「点」ですよ、点。

ちなみに、私の実家は「青山海岸」の下にある「てらお」あたりなので、今日のスタートはここから。
ハンドルは左に切って、ぶっ飛ばすのは402号線!
行くぜ、「西蒲エリア」!

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まず最初にやってきたのは上堰潟(うわせきがた)公園。
地図上の 【49】 の場所です。

広告カードのイラストを描かせてもらったガージェリービールさんの生産を請負っている
エチゴビールの工場のすぐ裏手。

大きな潟を囲むように整備された大きな公園で、春には桜の名所にも。
ちなみに、「新潟」と地名にもなっている「潟」とは、海と切り離された湖や沼のことで、淡水で大きなものを湖、小さなものを沼と言い、汽水(海水と淡水が混ざること)では潟、としたようですが、現在は違いが曖昧だとか。

新潟にある大きな湖は「潟」ってことにしておきたいです。なんとなく。

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熟れたイチョウがスズナリに!

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これはどうやら作りかけの遊具。

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いやー、しかし広い。
(そして暑い)

作品はドコダー!

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青いイガグリを発見。
秋の足音を感じたり。

母は田舎育ちだったせいか植物に詳しい。
やれ○◯の木だ、○◯の花だといろいろ教えてもらえる。
それは、学術名的に合っているかは分らないけれど、通り名だって素敵じゃないか。

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↑母曰く「こんぺいとうの草」。投げつけて洋服にくっつけて遊ぶ。

そして……やっと、あったー!

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土屋広雄 APT 田原唯之+木村恒介さんの作品「海抜ゼロ」 作品No.【49】 

これは2009年に作られた作品で、海抜の低い新潟の「海抜0」を体験出来るというもの。
黒い鉄の歩道を歩いていくと……

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こんな感じで海面スレスレの視点を楽しめる。
ずーっといると、ちょっと怖い。

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まずは本日1個目のスタンプをゲットです!

おっしゃー、次だ、次だ!

次にやってきたのは地図上の 【42】 の場所、角田山妙光寺。
宗派を越えて永代供養する共同墓地の先駆け。コヤナギ家のお墓もここにある。

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なんか改造されて綺麗になっている!
これは作品に期待が持てるぞ……と思ったら、なんと「水と土の芸術祭」の作品公開は休館日!
残念!!!!

しかし、お寺が独自で開いていた盆提灯がとっても綺麗。
無料でいただける冷水を飲みながら気を取り直します。

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↑これは芸術祭の作品じゃないけど……十分、影まで芸術してる。

休館日は仕方ない!
次だ、次々! 次行ってみよ~う!

やってきたのは角田浜! 【43】  かつて、新潟の海水浴レジャーと言えば角田浜が熱かったんです!
今はずいぶん、落ち着いたみたいだけど。

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作品はどこじゃーい!
暑くって、暑くって、早くスタンプを押して車のクーラーに逃げたい!

作品の近くに立ってるのぼりも目立たないけれど、
それを見つけるための案内版は約A5~A4程度の教科書サイズ。

まずはその小さい立て看板を見つけなくちゃ、とってものぼりは見つからない。
これはオリエンテーリングを越えて宝探しの域、なかなかの難題です。

あ、あった~~~~。

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浅葉克巳さんの作品「ヒエログリフ」 作品No.【43】 

これも2009年に作成されたもので、冥界の神々や王の名前が古代エジプトの象形文字で書いてあるとか。

野暮も承知で申し上げますけど、なんでやねん!

なぜに日本海の海水浴場でエジプトに思いを馳せんねん、とまったく由来のない関西弁でつっこんでしまうほどの余裕のなさ。

いやー、ホントに暑くって!

さっさとスタンプを押して、退散。
今までかいたことがないほどの大量の汗を、連日流しているせいか、腕の関節には汗疹が。

すると母が「海水で洗って来な」とひと言。

そうだ、そうだった。
私は子供の頃から、よく汗疹の出来る子だった。

その度に、海へ飛び込んで“消毒”してたっけ。
どういう理屈だかわからないけど、不思議と汗疹が治るんだよね。

暑い海辺へ引き返し、汗疹を海水で洗うことに。

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あれ?
佐渡島が見えてる。

昨日は見えていなかったのに。
【みずつちレポVol.07】2日目:西海岸近辺日和山浜エリア『強すぎる太陽と、南国みたいな日本海』参照)

新潟人は海を見て次の日の天気を占う。
佐渡島が見えていると、次の日は雨なのだ。

水はこんなに綺麗に透き通っているのに、雨がふるのかな?

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波が寄せるタイミングを、上手く合わせ、
しゃがみ込んで海水を両腕にかける。

ヒヤッと気持ちよく、汗疹にはピリリリっと刺激が走った。

いってーててて。
そうそう、こういう刺激だった。
懐かしい。

ああ、痛気持ち良い。

次はなになに、「五々浜」というところ?
車で通過しても、降りたことはない。

当たり前だけど、こんなところに、地名があったんだ、と思った。
次に行くのはひっそりとした浜辺の漁村です。

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