参加レポート1日目(の6回目)です。
このレポートの表紙はこちらから。やっとメイン会場を飛び出して、新潟市に散らばる作品散策に。
まずは近場で、スタッフの方オススメの場所に。
地図の分り難さにキレながら、信濃川を比較的新しい橋・柳都大橋を渡って対岸へ。
柳都大橋は上下線で2つの橋が掛かる形をしていて、この作品はその橋のたもと、2つの橋の間にあった。
渡辺菊眞さんと高知工科大学渡辺研究室の作品「産泥神社」 作品No.【26】 だ。
古墳のようにまるい建物がクネクネと連なり、2012個の土嚢が使用された。
神座はなく、土間床(つまり地面)そのものと祀っているとか。
そのご利益は「安産祈願」
……ん?
2つの橋のたもとに、この「神社」の真上からの案内図……。
もしかして、シモネタじゃないのか?
……などという野暮なつっこみはアートっぽくないから次いきますよ、次!
次にやって来たのはこちら、元保育園。
Nadegata Instant Partyというチームによる「ONE COP STORY」作品No.【25】と言う作品。
この保育園にはもともと、庭に陶芸用の窯があり、その窯をもとに物語を創作したそう。
とはいえ、素敵な焼き物の展示もちゃんとあります。
手作りの非常口案内がかわいい。
舞台では見ているこっちが恥ずかしくなりそうな、手作り感溢れる寸劇ビデオがほぼ等身大で投影されていた。
でもこれも、きっと「架空」なんだよね?
どうなの?
ゆるい感じの「劇」の主役は、もちろんお庭の窯です。
(なんか名前が付いてたんだけどなー)
週末などには陶芸のワークショップも開催。
作業部屋の隣には、窯入りを待つ作品がズラリ。
帰り際、強い日差しの中、この保育園の主人公、窯にご挨拶した。
物語は架空じゃなくて、もしかして予言かもしれない、なんて思いながら。
帰り際に近くの常設展示を2コ、チラ見。
藤江竜太郎さんの「GOLDEN ZERO」 作品No.【23】
石畳に金箔の大きなサークル(円)がプリントされているんだけど、写真と全然違う。
けっこう剥がれてしまってるじゃん!
……なんて心配したら、この「剥がれ」が日本の侘び寂びの表現しているとか。
うん、そうか。
奥に見えるのは新潟市歴史博物館みなとぴあ。
見えているのは本館で、二代目新潟市庁舎の外観をモチーフに建設されたもの。
モダンでカッコいいし、展示も見応えあって面白いので、時間がある人はぜひ遊びにいって欲しい。
そして、もうちょっと川を上ると、カラフルな建物が見えてくる。
これは佐藤仁美さんの作品で「Heart wasgung room -こころの洗濯-」 作品No.【24】
伝わりますね?
これにてやっと1日目が終了!
(ホントはこの後ここを見に行ったけど、省きます)
長かった1日目。
けれど、駆け抜ければあっという間。
正直、全然期待してなかったんだ。
だけど、せっかく手に入れたパスポート。
もっとスタンプラリーのハンコを、集めたいぜ?