人呼んでフーテンのコヤと発します。
1年前の2014年9月7日から14日まで「奄美大島・加計呂麻島 女もつらいわ」と題しまして、小説家の三谷晶子姐さんをたずねてまいりました。かつてすっかり荒廃して、埋もれちまった神社を復興させた男が居るんだってよ。
何でもそのために移住してきたっていうから、たまげたもんだ。
妙齢の女ともなればスピリチュアルに精通した友達のひとりやふたり、いや十人や二十人居るものと思うw。
種類や深度はいろいろなので、一口に「スピリチュアル」と言っても内容は様々だ。
わたしは、「スピリチュアル」とは一つの信仰・信念だと理解しており、
「大切に想うものがあるということはいいことだ」としてその是非は是であればいいと思うし、
真偽は信念なのだから真になそうとしてるんだと考察してる。
言葉で気持ちを表現するのが苦手な人には、とても素直な方法なんだろうなって思うし。
それに、科学では解き明かせない「なにか」があるのはきっとおもしろい。
「パワースポット」だって理屈ではまったく説明つかないけれど、なんとなーくいい感じがするのなら、それはいい風景を見たのと同じくらいすがすがしいことだし、そういう「抜け感」みたいなものを求めて旅するのも分かる気がする。
まぁとりあえず何が言いたいのかというと、
わたしには霊感的なものはさっぱり分からないけれど、
摩訶不思議な友達がいっぱいいますよ、とw。
たとえば、時間の経過とともに忘れ去られた神社を復興するために移住した経営コンサルタントがいるんですよ、とw。
場所は「瀬武(せだけ)」集落の近く。
県道と川との間に小さな看板が出ている。
(わたしは見逃してしまったのでFacebookの投稿を)
その看板に従って歩くと、やがて道がなくなっていく。
でも、よく見て!
ぼんやり、左の方に、獣道みたいな「道」があるから、心をしっかり持って!
やがてちょっとした登山道のような参道が出現。
鳥居が現れる。
なんか、ちょっといい感じでしょ。
ついたのは「高千穂神社」。
神道の「高千穂」と関係があるのか、どういった由来のところなのかわたしには分からないけれど、なんだか独特の穏やかな爽快感がある場所。
シンプルなお社は、2013年に復興されたばかり。
山の上という立地上、高齢化が進む集落の方達は訪れなくなり、時とともに忘れ去られていったそう。
そんななか、この神社のSOSをキャッチした「師匠」の命を受けてひとりの男性が移住。
見事その職務を全うし、いまもとある男性がこの神社を守っているそうな。
お社はもちろん、さっき歩いてきた参道の階段や、看板、あの獣道も、彼らが整えたものらしい。
……伝聞風に書いたけど、その「ある男性」知ってるけどね。
全然神社の再建とかしそうな方じゃないよw いい意味でね。
奄美大島やカケロマ島のガイドブックにも、パワースポットまとめサイトにも載っていないし、
鳥居とお社があるだけのシンプルな神社で派手さは全然ないけれど、
近くに行くことがあったらぜひ探してみて欲しい。
きっと来てよかったと思えると思うんだ。
神社の参拝は「二拝二拍手一礼」だよ。
……わたし、神社検定3級なのに、いまググったけどね。(一礼二拍手一礼だと思ってた)
「一礼は人間同士の挨拶、二礼は神様への敬意」と覚えるといいみたいだよ。
……わたしのことだからすぐ忘れちゃいそうだな。。
ま、自分より高い位置に居る方が、目に見えなくてもどこかに居るっていう心のあり方があればいいと思うんだ。
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書籍にするとおよそ2.5ページ分です!
コヤナギの記事は写真もいっぱいあるから、本当に本だったら倍以上のページを読んでると思う。
「活字離れ」とかいわれるけどさ、けっこう読めてるよね。
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