2017
12.17
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ニューヨークの原宿と呼ばれたイーストビレッジとアルファベットアベニュー + 1999.06.30

SIX DAYS NEW YORK HOLIDAYS!, TRIP


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まだ「ニューヨーク」といえばマンハッタンしか指さなかった頃、成功を夢見るお金のない若者が集まる場所があった。

当時のガイドブックには「ニューヨークの原宿兼渋谷」って書いてあって、当時のわたしは何となく、自分の街だ、と思った。

そう思った日本人が多かったのか、日本語の居酒屋や、まんがショップが多くあった。

 

あれからしばらく経ったけど、いまやわざわざ観光客が行く場所ではなくなって、でもそこには変わらず暮らしがある。

何となく思い立って、むかし自分が3ヶ月間だけ暮らしていた街を歩いてみた。

 

 

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英語の分からないわたしの情報源だった日本食のスーパーマーケットは健在だった。ここには納豆も豆腐もおそばもあって、当時は雑誌やレンタルビデオまで扱ってた。

 

ニューヨークについて一番最初に探したのは画材屋さんだったけど、偶然、それはイーストビレッジにある。(ちょっとユニオンスクエア寄り)

いまもちゃんとあったので、ついつい中に入ってみた。

 

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画材が多くて安い!

 

けど、やっぱり物価はちょっと上がっている気がする。

試しに「99セントショップ」には行ってみたら、1ドルの商品なんか全然なくて、ほとんど3ドルくらいした。つかたぶん、この店も前からあるな。

 

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わたしが暮らしていた場所はイーストビレッジよりももっと奥の「アルファベットアベニュー」といわれているエリアだ。

当時、1stアベニューを越えるとグッと治安が悪くなるといわれていて観光客は近づくなっていわれていたし、おかげで家賃も安かった。

 

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もっとも通っていた最寄りのスーパーマーケットもある!

で、さすがにちょっと記憶が曖昧なんだけど、たぶんここか部屋のあったパートだ。

……アーリー(当時のルームメイト)がまだ住んでいたらどうしようかな、なんてちょっと笑えた。

 

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イーストビレッジ / East Village

↓このへん

↓このINDEXはグレーのタイトルをクリックでたためるよ。

SIX DAYS NEW YORK HOLIDAYS! INDEX

 

1999.06.30 部屋ゲット

※この日記は21才の私が無謀渡米したときのアーカイブです。

 

ソファーで寝たから首がいてぇ。
今日は忙しいです。
なんつったって、引っ越しですから。
引っ越しって言う程の荷物はないんで、引っ越し自体は大変じゃないけど、
日本から友達が来る。

ちょうど観光でこっちに来るらしいが、
実は初対面。
だって、ネットで友達になったんだもん。
ネットで友達になり、ニューヨークで初対面です。わーお。 いきなり電話がどこかで鳴る。
どうやら隣の部屋にあるらしい。
するとテツが起きて、
「フクダさんが目覚まし電話をくれるように友達に言ったみたいです。」

いつまでも鳴り続ける電話。
そういえばジャイコがいない。
2階に戻ったらしい。
起こしてよ。私も。
タバコを吸って鳴り続けるベルを聞いてると、
電話はなってるのに隣の部屋からフクダ君がでて来た。
「電話、自分で向こうに持っていったんでしょう?鳴ってるよ、まだ。」
と、基本的な突っ込みをすると寝惚けながら部屋に戻って電話をとった。
私も2階に戻る。

おりるとジャイコがいた。
にやにやしている。
「なんだよー。降りるんなら私も起こしてよ-」
と言うと、まだ、ニヤニヤしている。
なんだよー。

ニューヨークはクソ暑い。
1日何回シャワーを浴びればいいんだろう。
1回目のシャワーを浴びる。
マリブステューディオもそうだったけど友達旅館も水圧が弱い。
おまけに熱湯になったり真水になったりする。
借りたお部屋のシャワーを確かめるのを忘れたな-。
そこもこんなんだったらどうしよう。
真水は我慢できるが熱湯は死ぬので熱湯に変わる度に
シャワーをよけなくてはならないので時間がかかる。

そんなわけで熱湯と真水のシャワーに長いこと時間をとられ、少し焦る。
引っ越しもしなきゃだし、友達との待ち合わせに遅刻する。
ジャイコはすっかりお化粧して、絵の道具をそろえている。
これからセントラルパークでスケッチをするらしい。
私も自分の荷物を整理する。
水色のバックにピンクの豹柄のキャリーバック(980円)。

なんだかんだで10時をまわり、13時の待ち合わせにヤバさを感じる。
ジャイコと一緒に友達旅館を出ようと思ったら8時に出るはずのフクダ君にばったり会う。

「まだいたの?飛行機間に合うの?」
「たぶん」
ジャイコと友達旅館前で別れ、フクダ君と地下鉄の駅を目指す。
フクダ君は友達を待つとのコトで
「じゃー日本でねー」
と言い合い駅で分かれる。

地下鉄に乗り込みアスタープレイスで降りる。
するといきなりパンクなねぇさんに(多分年下だけど)お金をせびられ、かわす。
大荷物を引きづりながら歩くと何人かの人にピンクのキャリーバックを誉められる。
道ゆく人に話し掛けてくるところはさすがアメリカだと変に感心した。

部屋につきこれからルームメイトとなるアーリーからいろいろ教えてもらう。
冷蔵庫は左半分が私のモノとなった。
待ち合わせの時間にまだ少し余裕があったのでちょっと荷物を出して、部屋に飾ったりする。
ベットもふとんもないのでアーリーから寝袋を借りる。

待ち合わせの場所、グランドセントラルへ向かう。
グランドセントラルのスウォッチの店の前。
待ち合わせ場所に行く前に「アメリカンナイズされたコヤナギ」を演出するため、チョコバーとコーラを買い、喰う。
喰い終わってまだ来ない。
おせーなーと、思って腰をおろしていると日本人の女の子が
「ユウ?」
と、言って来た。
会えないかと思いましたが会えました。
彼女はインターネットで友達になったMさん。
日本を発つ前に交わしたメールで「猿顔だからすぐ分かる」と彼女は書いていたが、わかんなかった。

Mさんは昨日だか一昨日だかニューヨークに着いたらしいが
風邪でずっと寝ていたんだとか。
「だから全然ニューヨークを見てない。」
特別行くところも決めてなかったのでどうしようか、と悩む。
とりあえずイーストビレッジに戻り、マックでメシを喰う。
トゥーチーズバーガーセットを2人でわける。
(ニューヨークのマックで一番少ないセットが、チーズバーガーが2コついてくるやつ。)
自分達の真の素性を(?)話し合い、なんとなく私の新居に来る。
そしてなんとなくソーホーまで出てみて、なんとなくまた新居に戻る。
Mさんさん、風邪をひいててつらそうでした。

行くところもなく、引っ越したての私の部屋へ行く。
初対面のMさんに私のポストカードを無理やり購入させているとアーリーがやってきた。
アーリーの友達も来ていて、インスタントのあさげ(味噌汁)を手に作り方を聞いて来た。
カップにあさげとお湯を注いでやるとアーリーはMさんに興味津々。
そしてご機嫌上々。

しきりにMさんに向かって「マロ!マロ!」と嬉しそうに連呼していてかなり不審。
この時私もMさんも「マロ」が理解できず「麿?」と思っていた。
マロは麿ではなく「マイルド」のこと。
優しそうで素敵だと言うことを言っていたらしい。

「マロ」なところが気に入られ、半強制的にアーリーにあさげを勧められるMさん。
私は明日も暇だし、どうやらMさんも暇らしいので明日も遊ぶことになった。
私には電話がないので明日電話をかけると約束し、Mさん帰る。
アスタープレイスの駅まで送った。
一人で地下鉄に乗ることを恐れるMさんを「平気だよ」とやや冷たく突き放し、帰路につく。
帰りに近所のキーフード(スーパーマーケット)で水やパン、ピーナッツバターを買う。

お家に帰るとアーリーは今夜旅行へ出発するらしくドタバタしていた。
いっしょにムーンもドタバタする。
「ユウの友達以外は部屋に入れちゃダメだよ」と
10回は言われる。
彼から見れば確かに私は子供だしね。
彼はこう見えて48才らしい(28才くらいに見える)。
「シーユーレイタ(またね)」も20回くらい言うがまだ行かない。
見送ってあげようとお風呂も入らず様子を見る。
やっと出発する時にまた、「友達以外はドアをあけるなよ」と念を押された。
7/7に帰ってくるらしい。
それまで独り。
シャワーを浴びる。
シャワーの水圧はいい感じ。いきなり水にも熱湯にもならない。

いよいよ本格的にニューヨークライフ開始と言うワケです。

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