2017
12.13
Midtown-1200

朝のミッドタウンはニューヨークを感じられるオフィス街。ベンダーでコーヒーを。 + 1999.06.27

SIX DAYS NEW YORK HOLIDAYS!, TRIP


ニューヨークのどんなところが好きですか?

 

5番街の華やかなショッピング街?

のびのびとしたセントラルパークの都会のオアシス感?

コニーアイランドの終末感ある遊園地もなかなかいいよね。

 

なんて、なかなかひとつには選べないけれど、なぜかいつもちょっといい気分になる早朝のミッドタウンのオフィス街。

 

Midtown-1

 

もしかしたら、映画やドラマに馴染んだ場所だから、なんかいい気分になるのかも知れない。

朝8時頃。グランドセントラルを出て少し歩くと、いろいろなランドマークにも目をくれず、せわしなく歩くニューヨーカー達。

 

Midtown-2

 

「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」通行人やバス、イエローキャブの間をするする縫って走って行く自転車。

 

Midtown-3

 

古くて歴史ある建物から、ただ古くて汚いだけの建物、近代的なビルまで空を埋め尽くす無機質なタイル。

 

Midtown-4

 

いつもどこかしら工事していて、いつまでもアーケードがなくならない歩きにくい道。

 

Midtown-5

 

なんか、そんなのが全部お気に入りなんだよね。

スマホ全盛期であったって、こういうフリーペーパーラックがまだあって嬉しかったよ。

 

Midtown-6

 

こういうところでとられたフリーペーパーは、地下鉄とかでポイ捨てされてたりして。

2006年に来たときは、それを友だちが拾って読んでたら、次の日にデパートでサラジェシカパーカーに会えるイベントがあるって分かって、握手できた、なんて奇跡もあったなぁ。

 

Midtown-9

 

開店前のデパートの前を通る観光バス。

観光客の朝も早いのだ。

 

Midtown-7 Midtown-8

 

アメリカはやっぱり、こういうインダストリアルで無機質&業務的なところが魅力だよね。

で、朝のオフィス街をさんぽするときは、せっかくだから手ぶらじゃない方がいい。

 

道ばたに出ているベンダーで1ドルのコーヒーと、1ドル50セントのホットドッグを囓りながら、別に急いでないけど、早足で歩くんだ。

 

Midtown-10

 

ミッドタウン  / Midtown

↓このへん

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SIX DAYS NEW YORK HOLIDAYS! INDEX

 

1999.06.27 TWILO!

 

※この日記は21才の私が無謀渡米したときのアーカイブです。

 

2階の「友達旅館」に戻るとみんな寝静まっていた。
確か時間は1時前だったろうか。
リビングのソファーでカンボジア系の男の人と
イギリス系の男の人が寝ている。
2階のベッドルームの利用者はほとんど女だから
やっぱり入りづらいんだろうか。
ベッドルームに入る。
やっぱりみんな寝ている。早いな。寝るの。
私も昨日まで、この時間には寝てたけど。
やることないしね。
寝静まるみんなを起こさぬよう、静かに薄く明かりを付けて着替えをしているといきなりジョンが入ってきた。
なんだ?!
「暑くアリマセンカ?」
大丈夫だと答え、とっとと戸を閉めさせる。
絶対狙ってただろ。

さっきみんなで話した時、ジョンの話がいっぱい出た。
・無類の日本人好きらしい。
・部屋には気に入った女の子リストがあるらしい。
・男の子は嫌いらしい。
男の子嫌いについてこんなエピソードがあった。
「ある日本人男の子にハンバーガーをジョンが作って
喰わせてあげたらあとでお金を請求された。」
極悪だなーと大爆笑して、
こんなノリが(こんな話や噂が出るところが)
修学旅行チックで素敵だと思った。

スギッチーとコサカイ先輩とキャブに乗り込みハコを目指す。
ストリート名をコサカイ先輩が告げると
「トワイロだろ?」とキャブ兄さんに言われる。
どうやら有名所らしい。
日本で売ってた
「頼むから行ってくれ。ニューヨーククラブ発見ガイドDANCE FEVER!」には
こう書いてある。
『世界最強のサウンドシステム』

マジでこれにはびっくりした。
私はそんなに音に詳しくない。
音感もよくない。
パッと聞いたくらいじゃスピーカーの善し悪しなんて分からない。
でも入ってすぐ分かった。
歴然だった。
音がいい。
なに?このスピーカー。
音を聞いてるだけで余りにも爽快で気持ちがいい。顔が笑ってしまう。
ホントにすごい。ニューヨークに行ったら絶対トワイロの爆音聞いて。
音ってこれだよ。うるさいのは雑音だ。

さあ、明日はゲイパレードだ、と言うだけあってゲイの海。
毎週土曜日夜はそうらしいけど、世界各国のゲイ達がいっぱい。
英語もなまりまくってるのが飛び交う。
入ってもすぐには踊り出さない。

「盛り上がるのは深夜の3時頃からだから、今は体力温存しておいた方がいいよ」
とコサカイ先輩。

フロアーの方の階段で踊り狂うと言うよりは誘い狂うゲイ達を眺めたり、爆音に胸を踊らせたりしてみる。
感極まって時折踊りに立ち上がったり、
コサカイさんが買ってきた謎のトワイロ名物「パワーシェイク」なる物を味見したり。
パワーシェイクは滅茶苦茶おいしいワケじゃないけど何となく
思い出して飲みたくなるような絶妙な味。
バナナとオロナミンの味がする。

そろそろ3時かな?と言う頃にはいつの間にかハコの中は人だらけ。
ギュウ(=ギュウギュウ)もいいところ。
それでも私達は個々のベスポジ(=ベストポジション)を探りながら踊り始めた。
お互いの位置を確認してるようなしてないような、
まぁどうでもいいやと言う感じで自分の世界に入る。
なにぶん、人間いっぱいいるハコなので
思い切り踊り弾けることはできないけど、
音が今まで体験したことない程とにかくいい。
しつこいようだけどホントにいい。

自分の世界に入ると私は下を向いて目をつぶりがちなんだけど
その時スギッチーが、「すごいよ!上!!すごいよ!」と言ってきた。
自分の世界も好きなんだけどなー。「上」ってなによ?
顔をあげる。

そこにはVJを超えた光の芸術。
照明がこんなに客の心や動きを統一化できる物なんだ!
なんてすごい一体感なんだろう。
照明のできる仕事だったのか?これは??
状況描写を言葉でできないくらいその照明は「美しい」以上に
何かの「役割」をきちっと行なっている。

その時、特設DJブースに全ての照明が集まりフロア中の目がそっちに奪われる。
これから何が行なわれるのか感じ取った観客達は気がふれたように叫び始める。
そのDJブースには今夜のスペシャルDJが姿をあらわした。
割れんばかりの観客の声に片手をさっと上げ、
「まぁ聞けよ」とばかりにプレイが始まる。
DJに向かって拍手したり曲と曲とを繋ぐその仕草を見入るようなタイプの人をいつも少しバカにしていたが、私もこれには例に漏れず、うかつにもときめいてみた。(ときめきっぱなしと言う噂も)

ハコを出ると夜は空けている。
フライヤー配りがノルマを果たせと言う気迫でフライヤーを渡してくる。
これからゲイパレードを見ようって言うんだからうちらも若いよね。
ユウ「ハラ減った-。」
スギッチー「ハラ減ったねー。」
コサカイ先輩「俺、パワーシェイクが効いてる。」
やっぱ、バナナパワーか?

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