2018
05.10
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ひと冬の美味しさを閉じ込めた津南町の「雪下にんじん」収穫体験

TRIP, 新潟, 雪国観光圏の紡ぎ方


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春の太陽が降り注ぎ、雪解け始める3月の新潟・津南町。

ひと冬雪の中でじっと美味しさを蓄えた「雪下にんじん」の収穫体験をしてきたよ。

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畑の中で越冬したにんじんはどこが美味しいの?

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高橋農園さんの畑で収穫体験

 

 

そもそも「雪下にんじんとはなんぞや?」というお話しを野菜ソムリエの方が、子ども達が描いた絵をもとに、ほのぼのとした紙芝居で教えてくれました。

本来、秋に収穫するはずの人参をそのまま畑に残し、12月から3月まで積雪3メートルを超えることもある雪の下で過ごさせたところ、みずみずしさと甘みが強くなったことから、この栽培方法は始まったとのこと。

 

「甘さ」の秘密はアミノ酸。

実際の甘み成分は変わっていないけれど、アミノ酸群の増加によりうま味が増して、甘みを感じるとのこと。

直接かじると歯を差し込んだ途端にパリッと弾け、その断面が艶めいていた。

畑で食べる特権かも知れない。

 

 

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手ぶらで畑仕事! 子どもも楽しめる収穫体験

3月とはいえまだまだ雪は残っている。

積雪160cmといったところだろうか。

人参が植えられている畑にはあらかじめ棒を刺して目印が付けられており、収穫する部分はまず除雪機で雪をどかす。

なるべく機械で雪をどかしたいけれど、畑を掘り返してしまっては本末転倒。長年の職人芸でわずか地表10cmあたりまで雪を掘る。そのあとはもちろんシャベルを使った手作業で土肌をあらわにする。

 

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うねが確認できたら、人参が植わっている左右にフォークを刺し、土をふわっを浮き上がらせる。これによって人参が収穫しやすくなるのだ。

 

収穫体験が始まるのはここから。

この大変な作業の下ごしらえが済んだ畑に入って、いちばん美味しい「雪下にんじん収穫」だけを味わせてもらうという、贅沢体験なのだ。

白いビニールのズボンと長靴、手袋まで貸しだしてもらえる。

 

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雪の重みでひしゃげた青菜部分をひっぱると、にんじんは少しの力も必要なくするりと抜ける。

土の水気に艶めいて赤味を増して見える。

 

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収穫したにんじんは、少しでも美味しさを逃がさないため、歯の部分を切り落とす。

これで出荷準備完了だ。

 

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体験には雪下にんじんのお土産も含まれているので嬉しい。

 

雪に包まれて育ったみずみずしいにんじんを、自分の手で収穫して味わったらどんな「にんじん嫌い」も治りそうだ。

 

 

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雪の下のたからさがし 雪下にんじん収穫体験

開催期間は毎年3月中旬から下旬。

越後湯沢駅集合で6人より催行。

https://www.yukishita-carrot.com/

 

Special Thanks

この取材は一般社団法人プレスマンユニオン主催の雪国観光圏プレスツアーで訪れ、交通・宿泊・飲食費をご負担いただきました。記事の監修・編集は受けておらず、金銭は発生しておりません。感想はコヤナギ自身の主観によるものです。

また執筆依頼もないため、自主的に記事化したものであり、PR記事ではありません。

取材にご協力いただいた高橋農園様、ありがとうございました。

新潟雪国観光圏プレスツアー | プレスマンユニオン

2018年3月13日(火)〜3月15日(木)に新潟県観光協会のプレスツアーが、南魚沼市、十日町市などを中心に実施されました。メインテーマは、雪国の智慧ともいえる文化です。南魚沼市の塩沢地区では越後上布の『雪晒し』を見学。さらに塩沢紬などを織る工房を取材しました。十日町では国宝の火焔型土器を収蔵展示する十日町博物館を見学、そしてスノーシューで美人林を歩きま …

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ちなみに、高橋さんの農園でとれた雪下にんじんはジュースとしても売っている。

商品名は「雪がくれにんじんジュース」。

加水も加糖もしていないにんじんとりんごとのミックスジュースだ。

生産量が少なくて通販はしていないし、なかなか売っていないけれど見かけたら必ず味わって欲しい。

 

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