REPORT

A4サイズ2枚で出来るP10+1枚の変形コピー冊子の作り方 / 第三回ウェブメディアびっくりセール

SUCCESS!

おつかれさまでした!

\第三回ウェブメディアびっくりセール/

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第一回目から連続で参加させていただき、回を追うごとに他力本願に精を出して“愉快な仲間達”に支えられているコヤナギユウです。

 

他力本願ながら、なんとか続けてこられているのがフリーペーパーの配付。

部数は100〜200部程度なので、毎回コピーで作成しています。

第1号は同人誌の納品月を間違えたという号外風

第2号はA6サイズ8ページのアイスランド特集風

(1号の内容載せてなかったのでこの投稿の巻末に載せます)

 

今回はこんなの配布させてもらいました。

 

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左から、微生物育成リップサンプル(FILTOM)、チェコ共和国文化・自然観光地MAP(チェコ共和国観光局)、Reviews!チラシ、いちばん右がコヤナギの制作物。(このほかにみんなのショップカードあり)

こちら、コピーでつくったちょっと変形の冊子です。

 

表紙から4ページは普通の冊子で、最後の1ページだけ片観音開き。

そして1枚挟み込みの別紙付きです。

簡単ですが、今回はこちらの作り方をご紹介するよ〜。

 

A4サイズ2枚で出来るP10+1枚の変形コピー冊子の作り方

まずは版下を用意。

サイズはA4横の三つ折りで面付けの方法が変わっているので下記を参考にして下さい。

ページの一番下にノンブルがついています。(クリックで拡大表示します)

 

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ポイントは

・巻き込まれる部分は5mmほど短くする

・折り込み/断ち切り線を片面だけに付ける

・余白は多めに持つ

こと。

コピーで出力する以上、どうしても同じ位置にはならない・印刷できないエリアがあることを見込んで目印はなるべく少なくするといろいろごまかせるよ。

 

挟み込み部分を断ち切り

原稿が出来たら4つのページファイルを1つのPDFに合体。こうすることで、コピー機の「両面印刷」機能で楽々刷れる。

印刷が終わったら差し込み部分を切り取る。キンコーズだとA4カラー1枚40円で作業場まであるし、カッターも借りられて便利だよ。

 

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切り取ったら折り目を先に付けて、製本!

 

Yu Koyanagiさん(@koyanagiyu)がシェアした投稿


(よく見るとTwitterより前の制作工程の動画をInstagramに上げた)

 

あとは中とじ部分を縦型ホチキスで留めて完成だ!

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第三回ウェブメディアびっくりセールレポート

過去2回は蒲田開催だったけれど、今回から洒落た街、二子玉で開催!

(イベント中はバタバタしていてコヤナギは全然写真が撮れなかったなかったんだけど、ReviewsのWackeyさんが撮って下さいました。多謝……)

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前回を大幅に超える客足で、開店前から行列が出来ていたらしい。

我々は今回もわしゃっとした売り場を作成。

 

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微生物育成リップのサンプルをエサにしたフリーペーパー各種を配ったり。

 

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相変わらずベルク郎の雑貨は爆売れで、こだまさんに帯を書いてもらった新刊のツインピークスZINEも大好評。

 

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アクセサリーの串では、「お釈迦様でも気がつくめぇて」なカプセルと、赤身肉が合いそうなピアスを販売。

フリーペーパーの配布後はFILTOMのプラセンタ化粧品のサンプル販売もやりました。

説明が雑ですみませんでした。

 

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今回初参加で大人気だった耳つぼ!

最初は物珍しさやキラキラジュエリーのかわいさに集まって、実際やってみると「やった方だけ頬の高さが変わった!」と驚愕していただけて見ていて楽しかったです。

 

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今回も全然会場を回れなかったのですが、はあちゅうさんと会場で会えてツイートしていただいたおかげでフォロワーが爆増しました。(いまはもう半分くらい減りました)

 

 

なかなか新刊が追いつかないし、全然黒字化出来ていないイベント参加ですけど、対面して読んでくれてる人にひとりでもお会いできることは、画面に向かってばかりのわたしにとって代えがたい機会です。

なるべく参加していきたいと思っているので、今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

もっと知られていい! チェコが好きになる6都市ピックアップ

01

今回配付した冊子全10ページははP1〜5まではブログ記事「もっと知られていい! チェコが好きになる6都市ピックアップ」です。

紙面のサイズに合わせて修正しています。

コヤナギはよくブログを「初稿」と呼んでいるのですが、「編集」ってどんな風にやるのかって参考になるかも。

フリーペーパーに掲載した内容を転載するので、楽しんでもらえたら幸いです!

 

 

02

それ、ぜんぶチェコにありますから!

チェコ共和国の首都はプラハ。今年はチェコスロバキア独立100周年で、お得で楽しい催し物が盛りだくさんあるらしい。プラハは有名だけど「チェコ」がピンとこない? やっぱり「チェコ」といわれてその街並みが思い浮かぶ人はすでにチェコが好きだよね。では「ヨーロッパ」といわれたら、どんな風景を思い浮かべるだろう。
少し不機嫌な冬の空や、吸い込まれそうな夏の青い空の下、石畳が続く道。荘厳な教会の前の広場に本格的な彫刻が並ぶ。石造りの古い建物に囲まれた広場を、マダムたちが足早に歩く。歴史ある建物には左右に分かれたオペラ劇場の大階段に、クラシックやバレエの歓声響く。すっかり日の暮れた広場にはイルミネーションが輝き、両手でホットワインをツ包みながらクリスマスマーケットを歩く。いや、夏ならビールを片手に巡る蚤の市も「ヨーロッパ」らしい風景だろう。うん、それ、ぜんぶチェコにありますから!
日本人が思い浮かべる「ヨーロッパ」っぽさって、かなりチェコに集まっている。しかも歴史の面影を残したまま、ね。

 

03

プラハだけじゃない
チェコが好きになる6都市ピックアップ

「ヨーロッパ旅行」のネックといえば、治安の悪さや物価の高さだろう。そこへいくとチェコは犯罪発生率が日本より低くて、物価もお安め。ヨーロッパへ旅行するならもう、「ついで行き」しない理由はないでしょ。
チェコといえばプラハだけど、正直、観光客でごった返している。せっかく海外旅行……特にヨーロッパへ来たからには、アジア人が少ないところへ行って異国を感じたい、という人にお勧めなのが魅力的なチェコ国内の都市! コヤナギが旅したところ、プラハ以外では日本人はもちろん、アジア人の姿もほとんど見なかった。

というわけで、プラハだけじゃないチェコの都市の魅力を紹介。
今回は「チェコ親善アンバサダー」でみんながオススメ&魅力に感じた6都市をピックアップした。

 

  • ビール好きの聖地:プルゼニュ
    黄金色のビール「ピルスナー・ウルケル」が誕生した町プルゼニュ。ここでぜひ覚えて欲しいのは、「ナーズトラヴィ」というチェコ語。「乾杯」という意味だ。
  • チーズ好きは注目:オロモウツ
    政治力を示した世界遺産「三位一体の柱」や、美しいクリスマスマーケットが魅力の街。「臭い」と評判のオロモウツチーズは意外とかわいい!
  • 小さなおとぎの国:リトミシュル
    音楽家スメタナが生まれた町で、スモーキーベビーカラーの家々が連なるスメタナ広場やアーティストが描いたオシャレな壁はシャッターを切らずにはいられない。
  • 飲む温泉街:カルロヴィ・ヴァリ
    日本の草津とも姉妹都市で、ゲーテやショパン、ベートーベンも癒やされに来た湯治場。湯治といえば日本人にもなじみ深いけど、こちらの湯治は入るより飲む!
  • バーと現代建築:ブルノ
    プラハが“東京”なら、“大阪”はこちら。チェコ第二の都会ブルノは、世界遺産の現代建築「トゥーゲンハット邸」があり、ホスポダ(ビール居酒屋)も充実している。
  • コヤナギ一押し:ミクロフ
    ワイン造りが盛んで、特に白ワインが美味しい。世界遺産の「レドニツェとヴァルチツェの文化的景観」という2つのお城は必見。「カリオストロの城」を連想してしまう。

 

04

旅とコヤナギと幸せと。

改めまして、コヤナギユウです。ここまで読んで下さりありがとうございます。ふだんはデザインで生計を立てながら、旅についてブログを書くようになって早7年ほどです。たまにブロガーと呼ばれることもありますけど、まだまだ軸足はデザインですが、書くことで人に楽しんでもらえるようになりたいな、と試行錯誤しています。
生き物はすべて楽しむために生きてるんだろうと思っています。生きていくのはなにかと大変ですけど、楽しいことを見つけられれば少し助けになります。「生きる」っていうのはだいぶ高い視点ですが、『楽しさ」はミクロ視点での幸せといえると思います。最近は旅の記事を多く書いていますが、もちろん「楽しさ」は旅先だけにあるわけではありません。旅は目新しいことにあふれています。異文化の風景や、食事に出会える。でも生きるの助けになる幸せってもっともっとミクロ視点だと思うんです。突然ですが「あげ潮」って知っていますか。潮の満ち引きの都合で川が逆流する現象のことです。これは太平洋側にある川で起こるそうです。昨年から隅田川のほとりに引っ越してきたのですが、日本海側の新潟で生まれ育ったわたしには天変地異かというくらい驚きました。でも、東京の人にはまったく驚きを分かってもらえない。ジブリ映画「千と千尋の神隠し」の中で、千尋が雨上がりの海におどろくシーンがあります。そしてそれを聞いたリンは「当たり前じゃん、雨が降れば海くらい出来るよ」と流します。それを聞いて改めて別世界を実感する。そんな気分にミクロ視点のおもしろさを感じるのです。ところでこの写真はリヒテンシュタイン家の夏の離宮「レドニツェ城」でチェコのミクロフにあります。

 

05

ビールはもちろん美味しくて
日本人の舌に合うおチェコごはん

ヤギのチーズのサラダ/ソーセージのマリネ/牛肉のタルタル/煮込みシチューグラーシュ/野菜溶け込むスヴィチコヴァー/とろりチーズのフライ/魚料理は鱒がおいしい コーラの代替品“Kofola”/ハーブ酒ベヘロフカ/食前は必ず季節のスープ

 

チェコ気分が盛り上がる本と映画

ガイドブックもいいけれどコヤナギおすすめのチェコの「感動が深まる」本と映画をご紹介。
QRコードはAmazonリンクです。

街全体が世界遺産といわれるプラハ。そうでなくても歴史的建造物の多いチェコの建物の不思議や、その背景が筋道立って分かるので、感動が5倍くらいに増えます。

映画のロケ地の多いチェコですが、アマデウス・モーツァルト自身もチェコと関わりがあるので馴染み深さ倍増。特にプラハとクロムネジーシュ行く人は必見。

ずっと探していたわたしの中の「チェコっぽさ」やっと見つけた! と叫んだ一冊。チェコの風習を国語の教科書のような優しい言葉で噛みしめて楽しめます。

 

……ほかにも

合唱曲「モルダウ」を知らない人はYouTubeでチェック! 画家「ミュシャ」も画像検索して一目見ておくと「あれか!」ってなれます。コヤナギはいまカレルチャペックの「チェコスロヴァキアめぐり」を読み始めました。

 

06

コヤナギユウのゆかない仲間達を紹介させてくれよ

◆串
mmsk.thebase.in
Instagram:kushi_mmsk
酒と読書が好きで、マニアックで美味しい酒場に関してのデータベースがすごい。お手軽家のみレシピも充実しており、楽しみ上手。あと最近はベッド・インにハマっているらしい。

◆忍たまベルク郎
bellkuro.stores.jp
Twiter:bellkuro
もともと一杯飲んだら寝てしまう体質だったが、とうとう病気になって酒を受け付けない身体になった悲壮感がまったくないので打ち合わせという名の飲み会は毎回酒場で楽しそうにやっている。

◆ノマド系耳つぼ屋®︎
ミネコノミミ
Instagram:mineko.no.33
忙しいはずなのに飲みの誘いのフットワークは軽く、飲んでも顔色が変わらないが酒豪ってわけでもないらしい。分かんないけど。いつも合わせてくれるホスピタリティに甘えさせてもらってる。

◆FILTOM Inc.
www.filtom.com
Instagram:filtom.photo
うちでインタビューするってことを当日までいわずに突撃してきた。人の話に乗っかり上手の共感上戸な博士と、しっぽり聞きつつつっこむところは的確に仕留める社長のコンビはバランス良すぎる。

re-views.jp
趣味のブログに今後の可能性を与えてくれたサービス。

czechtourism.com
「旅行が好きすぎて仕事にしてしまう人は人見知り」説が確信になった。

 

 

第一回で配付した号外

記録として載せておきます!

アートボード 1(コヤ串郎新聞 2017年(平成29年)2月26日日曜日 号外)

 

納品日3月26日と指定
同人誌、間に合わず

輪ゴムで留めた

「Webメディアびっくりセール」に合わせて作った同人誌の納品が間に合わないことが分かった。24日金曜日に未明、世田谷区在住自称ライターのコヤナギユウ氏に「原稿確認完了のご連絡」というメールが届き、不審に思ってマイページを確認したところ、特記事項に「3月25日必着納品でお願いします!」と一ヶ月間違えて納品日を書いていたことに気がついたという。この一報を聞いた同イベント出展者の「串MMSK」代表の自称アクセサリー作家は第一声を「ごふぅ」といい、ごく普通の会社員で、子供の寝かし付けで一緒に寝落ちしなかった日限定で、家族が寝静まった後の台所のダイニングテーブルを作業スペースに、いざ作業を開始しようとすると「遊んでくれるまで俺はこのテーブルから降りないっ…!」と無言の圧力を掛けてくるネコが満足するまで遊んであげてから、トイレへ行くために起きてきた同居の義母から怪訝な顔で「それは…会社の仕事なの…?」などと言われながらハンドメイド雑貨を作っているベルク郎氏は「寝落ちしてた…。同人誌が笑撃的な展開に…。」とコメント。
「周りの人が思ってるほど自分がしっかりした人だと思ってないので傷は浅いです。」としながらも事態を重く見たコヤナギはコンビニ走り見本紙を作成。「今回作った同人誌は着想から入稿まで三週間なのにも関わらず百六十八頁という大ボリュームが魅力。しかしそれが裏目に出た。」とし、約二時間深夜のコピー機を独占し上下巻各三冊を作成。枚数にして三十を超える紙厚にホチキスの針が通らないことがあとから分かり、輪ゴムで留めるという後手後手の対応となった。
問題の同人誌の表紙を担当した絵描きの山崎ひかり氏は「えっっ!」とコメント。寄稿した写真家の野々村奈緒美氏は力士のスタンプで「Noooo!」とリアクションをした。女優の松本麻希氏は「どんまいっ!」という一方、高田馬場新聞で知られるパンダ好きの向井直也氏は「なんか持ってる感がすごい」と意味深発言を残した。

 

「太いな(2017)サイバーメガネ拭き革命」

二月十五日午後一時五十三分頃、会社員のベルク郎氏が「太いな(2017)サイバー メガネ拭き革命」と宣言した。これは快進撃を続ける宇宙空間を模したメガネ拭きの売上好評の歴史を記したもので、テストに出るという。「俺はいま日本で一番メガネ拭きを販売している人間なのでは?」とも。色は緑と青の二色展開だったがイベントに合わせ新色のピンクが登場。一枚五百円で実際にメガネを拭くことも可能だ。

 

<串>

もず【百舌、百舌鳥、鵙】 スズメ目モズ科
獲物を木の枝などに突き刺して、
速贄(はやにえ)を作る習性があります。

 

Special Thanks!!!

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参加したり、買ったり、寄ったり、これ読んだり、すべてのみなさまへ!

ウェブメディアびっくりセール

デイリーポータルZ主催のイベント。日本のよみものウェブメディアがあつまる展示・即売会。 ネットの中にいる人たちがリアルな本、グッズなどなどなどを会場で頒布します。

BOOKカウンター

最後まで読んでくれてありがとうございました!

この記事は7000文字ありました。
なんだかんだで長かった。
書籍にするとおよそ10ページ分です!
コヤナギの記事は写真もいっぱいあるから、本当に本だったら倍以上のページを読んでると思う。

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