TRIP

ゴールドラッシュに湧いたドーソンシティ到着。バスクリン空の初オーロラ。[2013.09.01] #カナダでオーロラハント 04

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SUCCESS!

20130914_765430「田舎!」

「北米のパリ」たるドーソンシティの第一印象はこれだ。
カナダはユーコン準州のホワイトホースから、クロンダイクハイウェイを北上し9時間のドライブの末、我々は3日間滞在するこの街に着いた。

田舎という印象を受けたのは、実は「ブランディング」の賜物で、ゴールドラッシュで栄えた歴史をもつこと町は、100年前の景観を保ちユネスコの世界遺産に登録申請をしているそうだ。そのため、新しく建 物を建てるときも近代的なものはNGで、川辺に残っている蒸気船より高い建物は建ててはいけないそうだ。電柱は立っているけれど、これも100年前にはも う立っていたと言うのだから当時の先進性が窺い知れる。

 

旅の写真は本文の下にまとめて載せたよ。

また、田舎感を感じさせるもうひとつの要素に舗装されていない道路があるが、これはしかたがないらしい。というのも、地中には永久凍土が眠っており、舗装してもすぐに波打って使い物にならないのだそうだ。
ドーソンシティで3日間滞在する宿「トリプルJホテル」に荷を置き、丸太を並べた歩道を歩いて、夕飯を食べにレストランへ。

黄色い木造のノスタルジックな外観とは裏腹に、赤い壁紙といくつものフラッグがぶら下がる「クロンダイク ケイトズ」。
平田さん20130914_765426が 注文したアークティクチャーのソテーの美しさに嫉妬しながらも、私はまたお肉。記憶が曖昧なんだけど、バイソンだったような……とにかく美味しかった。表 面をカリッと焼き上げてからじっくり火を通したお肉は、味わい深いながらも余計な油分は感じさせない。そしてローカル野菜のソテーとマッシュポテトの付け 合わせが美味しくて、これ以降、メニューにマッシュポテトを見つけると必ずオーダーするように。カナダはポテトと、あとパンもおいしいのだ。

FAMツアーの一日は長い。

そ の後我々はゴールドラッシュ時代の名残を残すカジノ「ダイアモンド トゥース グレッヂ」へ。ドレスコードもない「田舎のカジノ」だが、毎夜ステージで披 露される「カンカンショー」が目玉だ。この日記を書くために調べて知った事だけど、この店名も踊り子に由来する。なんでも前歯の間にダイアモンドが挟まっ ているグレッヂという踊り子がいたんだそうだ。
撮影許可のパスを店頭でもらい、会場へ。
体育館程度の広さの店内にルーレット、ブラックジャック、スロット、ポーカーなどの遊戯場がひしめき合っており、奥にはバーカウンター、2階にはVIP席があったが、やはり一番目をひくのは赤いベルベットの緞帳がおりたステージだろう。
ショー の時間まで店内をうろうろと撮影し、正面に陣取って幕開けを待った。やがて、ピアノとドラムがセットされたステージ脇の小さなサブステージに男が2人現れ て生演奏を始める。最初はジャジーな曲を、次にドラムで煽るロックを、そして聞き覚えのあるイントロが流れる。マリリンモンローの「Diamonds Are a Girl’s Best Friend」 だ。私にはロジャーラビットの奥さんが歌うシーンや、映画ムーランルージュのイメージが強い。妖艶な女性の登場に胸を躍らせていると、ステージのそでから 現れたのは……カナダの森公美子。がくっとなりつつも、歌はうまい。そして、また曲は一変し、公美子がそでに引っ込むと、ベルベットが4カ所めくれ、そこ には脚! 脚! 脚! 脚! 予想外の演出にテンションは上がり幕があがると誰もが驚いた。可愛い! 伝統的な赤と黒のドレスをまくり上げ、子犬のように 「アン!」「アン!」と声と脚を赤らかに上げる。ショーの内容は日替わりで、今日は一番、カジュアルなものとの事。
ライブとショーを交互に行い、女の子たちは4種類の衣装を披露してくれた。

……で、FAMツアーの夜はまだまだ続く。
だって我々の目的はカンカンショーではない。

22時30分。ありったけの防寒着を着込んで、支度をする。トイレはもう何も出ないだろうってくらい、念入りに行く。時折、外から人のざわめきが聞こえた。集合場所のロビー前へ行くと山下さん20130914_765443と平田さん20130914_765426がわたわたしていた。安藤さん20130914_765412も一緒だ。

山下さん20130914_765443「いま、出てたんですよ、オーロラが!」

コヤナギ20130914_765430「え!?」

外が騒がしかったから、そんな気がしていたけれど、やっぱり。

平田さん20130914_765426「ちゃんとカーテン状になってましたね」

オーロラハント1日目は雨で星空しか見れず、私はまだオーロラを見た事がない。イエローナイフでオーロラの撮影をした平田さんhirata.gifは満足そうに、初めてオーロラを見た山下さん20130914_765443は興奮していた。
というか、今まだオーロラハント2日目なんだ。この旅もまだ3日目。濃過ぎる。
オーロラ対面を逃した悔しさで地団駄を踏む。
その間、安藤さん20130914_765412は存在薄げに苦笑を浮かべていた。

コヤナギ20130914_765430「どうしたんですか?」

山下さん20130914_765443「三脚なくしちゃったんだって」

コヤナギ20130914_765430「え!?」

オーロラ撮影に置いて、カメラの次に大切なのは三脚とシャッターリモコンといっても過言じゃない。三脚がなければオーロラをハントできないのだ。

安藤さん20130914_765412「あ、今日は借りれたんで、大丈夫なんですけど。いやぁ、大切だから別にしておいたら、前のホテルに忘れてきたみたいで……」

旅独特の注意力散漫病と疲れがテキメンしているようだ。

ジェットさん20130914_765429とファンキーさん20130914_765440は水辺にこだわり、歩いて街から3-40分のユーコン川ほとりへ。我々はバスに乗り込んでこのあたりで一番高い山の上に行く。高い位置にいればどの方向からオーロラが出ても観測できるし、町灯りの影響を受けにくいそうだ。

市街地から車で30分ほど、林を抜けて、観測地に付いた。
ここはオーロラを見に行くスポットではあるけれど、整備されたような「オーロラビレッジ」ではない。

暖をとるような小屋はないし、トイレだってない。

このオーロラハントは「FAMツアー」だ。
それぞれの道のプロが集い、良い作品=オーロラ写真を撮りに来ている。観光旅行ではないのだ。

実 は昨夜、雨で断念した初の「夏の極北の夜」を体験し、思ったことがある。それは「夏とは言え寒い」ということ。「極北の夏は東京の3月末くらいの気温」と 聞いていたので、花見くらいの寒さかと思っていた。とんでもない。夜は真冬だ。自分の装備に不安を覚えていると、今日の出発前に小原さんに呼ばれた。

小原さん20130914_765432「じゃあ、今回コヤナギさんが持ってきている防寒着を持って、とりあえず僕の部屋に来てみて。足りない分は貸すから」

野生動物写真家である小原さん20130914_765432は、こういう撮影のとき、防寒着を2セット持って行くそうだ。極寒の地で防寒着が濡れるなどし機能しないと命に関わる。だから、予備を持ってくるらしい。

私の持ってきた登山靴やゴアテックスの雨具、ダウンの中着などを見て、小原さんはパタゴニアのプロ仕様のフリースとウィンドブレーカー、手袋にゴアテックス仕様の靴下、毛糸の帽子に手袋まで貸してくれた。

小原さん20130914_765432「大丈夫、僕は慣れてるから、暑いくらいだよ。寒い寒いっていわれて、早く帰らなくちゃならなくなるよりはずっと良い」

……マジで、何らかの理由で私がオーロラの写真を撮れないのだとしても、足手まといにだけは絶対なっちゃいけないと思った。

車は私たちを降ろすと下山していった。ピックアップの時間に、また来てくれる。それまでは文明とはおさらばだ。暖房とも、トイレとも。

到着したのは夜の11時を過ぎた頃だが、空はまだ若干明るい。
昨日のホワイトホースより、緯度が高いせいか日が長いようだ。
夕闇の中、露光時間や方向を調節しながらみんな無口にカメラをセッティングする。私も、とても小さな三脚を持ってきた。地上わずか15センチといった高さではあるけれど、しっかりカメラをセットする。私の技術で撮れるかどうか分らないけれど、挑戦してみたい。
ぼんやりと光を反射するユーコン川が確認できる。そして、分厚い空の雲も。どけ、今日こそ、飛んでいけ。
やがて、闇も降り、来るとも知れないオーロラを待つ。あたりは街灯も届かない暗闇で、空に雲があるかも分らない。

ヘッドライトを付けて登って来る車は遠くからでもすぐに分った。
やってきたのは観光用の大きなバスで、降りてきたのは日本人の年配の観光客だった。

オーロラ観測のために海外旅行するのは日本人だけ、そんな話を聞いたことがあったけれど、まさにこう言うことらしい。
明らかに我々とはテンションの違う賑やかな関西弁のおばちゃん集団に、我々は沈黙で迎える。

どうやら彼女たちは何日か滞在しているようで、今日は見れない、一昨日はすごかったなどと良い、30分ほどで退散していった。山の上には静寂が戻り、ホッとする。

誰ひとり不満を漏らすことなく、じっと「最高の瞬間」を待つ。良いものを撮るために最善を尽くす。人生の、制作者の先輩である小原さん20130914_765432や平田さんhirata.gif、山下さん20130914_765443の姿勢を見て、同席できていることが嬉しかった。

その時は突然やってきた。

小原さん20130914_765432「来てますよー。あの木と木の間くらい、出てます」

夕陽の名残を追って北西を向けていたカメラを、北東に向け直す。
でも見えない。何も見えない。

平田さん20130914_765426「うん。出てますね。町灯りじゃない」

コヤナギ20130914_765430「え? どこですか?」

平田さん20130914_765426のカメラを覗き込むと、確かに2本の木々の間から、緑の光がスッと立ち上っている様子が映っている。
でも、目では見えない。全く。うっすらとも。

平田さん20130914_765426「目で見えないくらい弱いオーロラでも、長時間露光でカメラに写るんですよ」

平田さん20130914_765426や小原さん20130914_765432のようなプロ用のカメラだから映るのでは? だって、目では本当に全く見えない。指標となる木々がそこにあるかどうかすら、よく見えない真っ暗闇なのだ。半信半疑でカメラを向け、シャッタースピードを遅くしてみた。30秒。カシャ。

コヤナギ20130914_765430「……映った」

私のカメラにも写った。何もない暗闇のはずの空に、緑色のモヤがうっすらかかった。けれど、なんだか画面はつぶつぶとノイズが混じり、とてもキレイとは言い難い。

平田さん20130914_765426「コヤナギさん、カメラなんですか?」

コヤナギ20130914_765430「ミラーレス一眼で……あ、ルミックスのGF3です」

平田さん20130914_765426「ふむぅ。じゃあ、ISO感度は1600くらいかな。ホワイトバランスは「曇り空」にすると良いですよ」

いわれた通りに設定して見る。そうそう、書籍「アイスランドノート」を作った時に知ったんだ。ピントは「無限よりちょっと手前」に合わせる。

改めてシャッターを降ろしてみた。真っ暗な空に向って、画角や構図なんか全部当てずっぽうで、オーロラがどこに出てるかなんて全く見えないけれど、イマジネーションで、ここだと思った方向にカメラを定めシャッターを押すのだ。そしてしばらく待つ。

コヤナギ20130914_765430「撮れた!」

平田さん20130914_765426「良さそうですね」

ノイズはかなり軽減され、カメラのモニターに蛍光緑のオーロラを捕らえることができた。本当に「ハント」だ。

平田さん20130914_765426「これがオーロラ写真のカラクリなんですね」

オーロラ予報と言うものがあって、それはオーロラの強さと、その予報の自信度が数時間ごとに更新されるそうだ。まだまだ謎の多いオーロラ。予想が当たるとは限らない。
オーロラの強さ予測は最大レベル10。自信度は5がMAX。
今日のオーロラ予想はレベル6で、自信度は5と期待出来るはずだった。

小原さん20130914_765432「雲が邪魔だなぁ」

平田さん20130914_765426「ああ、しまった」

コヤナギ20130914_765430「どうしたんです?」

平田さん20130914_765426「カンカンショーの撮影に夢中でカメラのバッテリーが切れそう」

コヤナギ20130914_765430「……」

闇に目が慣れたのかと思った。
どうやらそうじゃない。光源がなければ目が慣れても周りは見えない。さっきまで何も見えなかったはずだったのに、今は離れたみんなのシルエットが分る。空が、ぼんやり、明るい?

平田さん20130914_765426「これは、上で“爆発”してますね」

コヤナギ20130914_765430「爆発?」

平田さん20130914_765426「オーロラ爆発ですよ」

コヤナギ20130914_765430「平田さんはオーロラ爆発を見たことがあるんですか」

平田さん20130914_765426「去年、イエローナイフでね。見たらきっと泣いちゃいますよ。僕は恥ずかしながら、涙が出ました。神秘的ってもんじゃない。ちょっと怖いくらい。空中を光のカーテンが降り注いでね。……ああ、ほら、雲がこんなに厚いのに、空が明るい」

みんなで空を見上げる。

小原さん20130914_765432「雲がなぁ」

山下さん20130914_765443「ホテルの前で見えたのは、カーテン状だったのに」

平田さん20130914_765426「あれが今日のピークだったかもしれませんねぇ」

コヤナギ20130914_765430「ええー、見逃した!」

安藤さん20130914_765412「残念です」

コヤナギ20130914_765430「え? 安藤さんホテルの前にいたじゃないですか」

安藤さん20130914_765412「あの時は、三脚を忘れたことがショックでぼーっとしてたんで、オーロラどころじゃなかったんです」

輪になって話していて、みんなの表情まで見えそうなくらい、空が明るくなっているのが分る。

コヤナギ20130914_765430「悔しいなぁ」

平田さん20130914_765426「悔しいですねぇ」

小原さん20130914_765432「集合写真、撮りましょう!」

〈小原さん20130914_765432が撮ってくれた360度パノラマ集合写真:The Northern Lights Sep. 1 2013 Dawson city, Yukon

分厚い雲に隔たれ天空で舞うオーロラを思い、みんなで記念写真を撮った。
やがて車がやってきた。夜中の2時。4時間近く、この寒空の下にいたことになる。川辺組みのジェットさん20130914_765429やファンキーさん20130914_765440はどうだっただろうか。

私が思い描いていたオーロラは、カメラのまやかしなんだろうか。全部カラクリなのだろうか。でも、山下さん20130914_765443たちはホテルの前で、目で、カーテン状のオーロラを見たというし、平田さんhirata.gifもイエローナイフでは感涙するくらいのオーロラに出会っている。
私は出会うことができるんだろうか。

オーロラハントの旅、3日目が、終わる。

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「ドーソンシティ」に着いた! 道路は永久凍土のため舗装されていない。

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三宿にあるゼストかと思った。

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ドーソンシティでの我々の宿、トリプルジェイホテル。
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こじんまりとしたホテルの部屋。クッションの奥にチラ見えしてるのは私のパンダです。

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ディナーをいただいた「Klondike Kate’s」。こんなに明るいけど19時頃。そしてまだ天気が良かった。

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壁に飾られているのはゴールドラッシュやネイティブカナディアンに関する写真が飾ってあった。

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あんまりにきれいで横から写真を撮った。

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めちゃめちゃ美味しかった。

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一見シンプルな建物だけど、ここがカジノ!

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通常は映像撮影はNGだけど、メディアパスをもらって撮影へ。FAMツアーの有り難いところ。

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ドーソンシティの森公美子。

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脚!

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可愛かった。踊り子さんたちは夏のシーズン、バンクーバーから精鋭が来るらしい。

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着込めるものは着込み、リュックの中には小原さんからお借りした防寒具をギュウギュウに詰め込んで。

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夜中の0時近いとは思えない空。オーロラスポットの山の上より。

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目では全く見えないけれど、画面の中央がうっすら緑に。オーロラでなければ緑には写らない。

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少しずつ濃くなっていくオーロラ。これくらいではやっぱり見えない。

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異常に気がついた頃。肉眼でもあたりが明るいのがわかるけれど、写真に撮るとバスクリン状態になってしまう。雲が厚いのに、オーロラの強さが伺える……

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長時間露光を利用して自分も映り込んでみたり。

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オーロラも凄く強くなると写真でも黄緑以外の色が映り込む。右側のオレンジっぽいのは町灯りは遠いから何か、上空で起こってるようだった。

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これは最終的に山全体がガスに包まれ、街を見下ろした町灯り。

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・ブロガー/デザイナーのコヤナギユウさん(Twitterブログinstagram
・写真家の平田誠さん(ブログ
・プロデューサーの山下由妃子さん

・動物写真家の小原玲さん(Twitterブログ
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