やっとやっとの桜登場!
「東北」も「被災地」もいろいろあるのに、なんで石巻なのってところはこちらを参照。
桜じゃ、桜じゃー!
クロサワさんに送って頂いて、到着したのは石巻の桜の名所「日和山公園」
ここは桜が終わればツツジも咲いちゃう憩いの公園なのです。
震災から2年。
クロサワさんの話によると、1年目は花見っていう気分じゃなかったとのこと。
だけど今年は、日和山では「花見渋滞」も出来るくらい賑わっていた。
とはいえっても、震災前の賑わいを知らないから比べられないけれど。
「ライトアップは中止しました」という看板を発見したりして、以前はもっと賑わっていたのかなと思った。
山頂には1961年チリ地震津波碑が建っていた。
あれから2年経過した今も津波の爪痕を残す南浜町。
遠くに見える橋は、高さ18mの日和大橋。
今年、やっと街灯がふたたび灯ったそうだ。
外国人を含む観光客がおおく居る印象。
混雑するほどではないけれど、屋台も出て賑わっている。
こっちは日和大橋を背にして逆方向を見た、石ノ森萬画館のある市街地方面。
この風景は「日常」なのだろうか、「非日常」なのだろうか。
石巻の印象は「若い人が多い」と思った。
花見に来るようなアクティブな人は、若い、ということかもしれない。
もう新緑が出番を待っている。
ここにも、桜の次の季節がもうすぐくる。
時間は流れ続けている。
公園内を歩き回ったので、少し休憩。
立ち寄ったのは変わりシュークリームで有名な「工房かざみどり」
実はここ、元々知っていたわけじゃなくて全くの偶然。
というか、日和山で休もうと思ったら園内の茶屋的なところで石巻焼きそばを食べるか、
ここしかなかったのだ。
石巻焼きそばも食べたかったけど、豪華な海鮮丼を食べた後だったので
お腹が空いておらず、コーヒーがいただけそうなこちらをチョイス。
だけど店内に足を踏み入れた途端、香ってくる「名店」の気配。
これはムリしてでもシュークリームを頂くべきと思い、「レアチーズ」をチョイス。
サクサク系のシューで、さっぱりしたレアチーズクリームを挟むスタイルだった。
で、このレアチーズがしろたえを思わせる滑らかさ。
レモンの程よい酸味が効いていて、しつこさがなくぺろっと食べれる。
コーヒーにも合う。
店内が混み合って、同席したおばさまたちに話しかけてみた。
ここって、有名なんですか?
おばさまたちは、ちょっと怪訝そうな顔をして、
「石巻にとどまらず、ここのシュークリームが食べたいって、仙台から人が来ますよ」
とちょっと誇らしそうだった。
うん。
桜は堪能した。
次は石巻の市街地の主要スポットを回って紹介しちゃおう。
長くなるので、次の記事にする。