REPORT, TRIP

定番過ぎて露出できない。神戸・フロインドリーブのシトーレン

SUCCESS!

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去年の今頃、神戸観光局さんによる神戸再発見メディアツアーに参加させてもらって、その様子を朝日新聞社の旅メディア「&TRAVEL」へ寄稿させてもらったんだけど、いったところを全部紹介できたわけではもちろんなく、「有名すぎて取り上げられない」という理由で、コヤナギは感動したけど(知らなかったし)掲載できなかったところを、突発的に紹介します。

それがこちら。

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どっからどう見ても教会ですが……

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建物がちょっと稀少なパン屋です!

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神戸に暮らしている方はもちろんのこと、ちょっとパンが好きな人なら知っているド・メジャーであり有名店の「フロインドリーブ」さん。NHK連続ドラマ「風見鶏」のモデルと聞けばピンと来る方もいるのかも。(テレビを見てないコヤナギ)

創業は1924年、現在のこの荘厳な建物は廃墟同然になっていた「ユニオン教会」を改装し、工場も併設して1999年に移転。カテドラルの中でモーニングやランチも楽しめちゃいます。

サンドイッチふっくら
サンドイッチふっくら

でも、コヤナギのおすすめは、パンが選べるパンセット。
黒いパンは伝統的なドイツパンなので、異国情緒も味わえちゃうぞ。それに付け合わせのバターがふわっふわで美味しかった。こだわりのコーヒーもいい。いずれもイートインだけでなく購入も可能。

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フロインドリーブは、神戸に、つまり日本にシュトーレン文化を持ち込んだ最初のドイツ系パン屋さん。お店ではシュトーレンのことを伝統に則って「シトーレン」と呼びます。

シュトーレン(シトーレン)とは、ドイツに根付いたクリスマス文化で、生地にバターとナッツやドライフルーツがぎっしり練り込まれたケーキのこと。粉砂糖に包まれて、毎日一切れずついただいてクリスマス当日を待ちわびます。日に日に粉砂糖やバターが浸透し、しっとりしていくシトーレンの味わいもまた、クリスマスの楽しみを盛り上げてくれるそう。

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実は上の写真、間違いがあるのです。
「毎日スライスして楽しむシトーレン」ね、端っこから切っていくのかと思っていたら違うんですって。

真ん中からざっくり切って、切り口をまたピタッとくっつけて保存することにより、酸素に触れる面を減らして熟成させていくんですって。
ドヤ顔できれいに写真撮ったけど、これ間違いですから。
お恥ずかしい。

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フロインドリーブではよりシトーレンを楽しんでもらうために、専用のカッティングボードとナイフを特注。
たぶん、神戸の店頭なら買えるはず。

インターネットが生活を便利にしていくけれど、フロインドリーブでのシトーレン予約は電話&FAXのみ!
まぁそんな手間も楽しみましょうよ。

今年は電話で予約するぞって思って、そうだせっかくだからブログに書こうって思ったのです。
もうすぐ2019年も終わりだね。

フロインドリーブ

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