またしてもブログがひさびさすぎて、なにから、どんなテンションで書き始めればいいのか、戸惑いを隠せないコヤナギユウです。
ブログを放置している間に、いろいろ不具合が起きて表示速度がめちゃめちゃ遅くなってしまったので、この機会にリニューアルしてみました。
デザインはわたしじゃありません。
自分でやるとやっぱり飽きてしまうっていうのと、時代感覚を持っている当事者に見栄えだけでも担当してもらおうと思って、tawo designさんにお願いしました。
また、表示が爆速になったかと思います。ブログの“ホームドクター”として、ご自身もブロガーのM-glamさんにご担当いただくことにしました。まじで、ご自身がブロガーというのが、かゆいところに手が届き、知りたいことを教えてくれて、本当にとても助かります。。
お二方に助けていただいたことが、わたしの飛躍になるように、2020年頑張って参りましょう。
その前に、振り返ります。
2019年の目標は「生」でした。
今年もいろいろありました。フラッシュバック！
◆1月(twilog)
「未来少年コナン」を見終わった年明け。ウェブメディアびっくりセールに参加したり、しましたけど、なにはともあれ猫が来たこと大TOPICSでしょう。あと古くからの親友が区議員になるべく動き出したのが衝撃で、2019年は4月まで親友の時間に使用と思ってました。
ていうか先にネタバレしますけど、2019年は猫の年です。間違いない。
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◆2月(twilog)
まぁひたすら猫の話していますけれど、実は健康診断で追加検査した胸のしこりが悪性だったね、悪性ってつまりはガンですよ、ってことがありました。
区の健康診断の結果を聞きに行ったついでに、なんとなく受けた追加検査で、です。区の健康診断は無料なので、こういう追加検査で小銭を稼ぐのかふむふむ、お賽銭代わりに受けておこう、くらいにしか思っていなかった追加検査でです。
その結果を聞きに来る日をいつにするのか、何度も電話がかかってきてふしぎだなぁ〜と思っていたんですけど、前回の健康診断の結果もなかなか聞きに行かなかった前科持ちなため、ばっくれないか警戒されているな、くらいにしか思っていませんでした。
いざガンと聞くとビビるものですが、とりいそぎ気をつけることはなにもなく、ショックと変わらない日常の狭間で不思議な感覚だったことを、よく覚えています。
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◆3月(twilog)
「落とし物」扱いだった猫の所有権が、わたしになり、実名ともにうちの猫になりました。Twitter見てると本当に猫の話しかしていない。
この頃は大病院に行って検査ツアーしたり、選挙の準備の街頭演説に時間さえあれば立ち会ったり、新しいプロジェクトにジョインして右往左往したりとなにかと慌ただしくて（年度末だし）、まぁ、それがかえって良かった。
猫の歯石を取ってもらうためにレントゲンしてもらったら、猫が想定よりも高齢ということが分かって動揺するなど、ありました。
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◆4月(twilog)
一泊二日の歯石除去入院からかえってきた猫が、よく咳き込んでいて「全身麻酔」がなにをするのか初めて知った春。わたしも20日後には手術でこれやるんだよなーと思っていたら、取引先にはしかが発覚。からのわたしも予防注射していないことが発覚で手術が先送りに。嫌な予定が伸びることって、嫌なもんなのだと思いました。一度決めた覚悟が……。
でもその代わり、親友の区議会選にがっつり参加することが出来て本当によかった。最終日の立ち会い演説、立派になって本当に感動したよ。晴れて当選できて、頑張るのはこれからだって思うけど。良かった！
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◆5月(twilog)
退院からの体力回復期だと思って空けていた5月。なにも予定がない。予定通り母が上京してきてくれたので、観光したり友だちみんなと一緒に撮影したり、思いっきり遊んだ。入院前のバカンスとしてUSJへ行くことにしたため、120%楽しむためにハリーポッター全シリーズを視聴。
猫が突然粗相をするようになり、わたしの緊張感が伝わっているのかしら、と思ったらまさかの発情期。避妊手術を受けていないことが分かる。粗相は治らないまま、下旬に食欲がない日があったので獣医に連れて行ってみると、なんと猫にも乳がん発覚。（食欲がないのはただの吐き気で心配なかった）
そんなところリンクしなくていいんだよーとパチリ。
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◆6月(twilog)
いよいよ入院！ 猫もわたしも！ というわけで、猫の腫瘍の経過を見ていたら、結構大きくなるのが早いかもということで緊急手術。驚異の復活力で5日後に退院し、わたしは入れ替わりで入院へ。母と兄が上京してくれて、猫とわたしの世話を見てくれてました。
手術日から連載開始、これでガンを周知したのでひとりひとりに説明しなくても心配されすぎることなくて良かったなと思っています。術後はさすがに元気なくて、傷に響くからよちよち歩いていただんだけど、月末には普通に出社して働いていました。現代医療すごい。
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- 連載 乳がんの手術、いってきまーす！（未婚のひとりと一匹と：01）（DANRO/朝日新聞）
- 連載 猫が頑張ったから、次は乳がんのわたし（未婚のひとりと一匹と:02）（DANRO/朝日新聞）
- 編集/イラスト【Dr.尾池の奇妙な考察14】われわれは変態動物である（telling,/朝日新聞）
- 編集/イラスト【Dr.尾池の奇妙な考察15】異性をいやらしい目で見てしまう件について（telling,/朝日新聞）
◆7月(twilog)
連載記事がバズって久しぶりにTwitterのフォロワーが増えるなど。ちなみに、今月でTwitterを使って10年でした。10年で1600フォロワーというリアリティ。
また、元気になってきたので髪を切って青く染めました。本来、入院前に髪を切っておいた方がいろいろラクだったと思うんだけど、手術に照準を合わせるのが嫌で、元気になったからなりたい髪型にした、といったところ。青はなんとなくだったんだけど、その後お呼ばれしたカナダ・ケベック州のレセプションパーティーでドンピシャに「ケベックブルー」で、カナダからご来賓の方々に写真を撮られるなどしました。
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- 連載 乳がんの詳細は、血液検査のあとで！（未婚のひとりと一匹と：03）（DANRO/朝日新聞）
- note 旅はおいしい仕事の味がする
- 編集/イラスト【Dr.尾池の奇妙な考察16】菌に習って親友を探そう（telling,/朝日新聞）
- 連載 攻撃的な老猫を、わたしがもらい受けた理由（未婚のひとりと一匹と：04）（DANRO/朝日新聞）
- note モントリオールからケベックシティまで必死のドライブ！ ご褒美は宝石箱
- 編集/イラスト【Dr.尾池の奇妙な考察17】ニセ科学が美容業界を救う日（telling,/朝日新聞）
◆8月(twilog)
全摘出した胸がシリコンになったので、寄せて上げるブラジャーとの決別から始まる夏。傷が響くのもだいぶ治まってきて、友だちに次々とお見舞いと称して奢ってもらう日々。青毛が繋いだご縁からカナダ・ケベック州取材が決定になって喜ぶなど。42歳になりました。おとな！！！
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- 編集/イラスト【Dr.尾池の奇妙な考察18】肌のキメは細かければよいのか（telling,/朝日新聞）
- 連載 訳あり猫が、訳あり我が家にやって来た日（未婚のひとりと一匹と：05）（DANRO/朝日新聞）
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- 編集/イラスト【Dr.尾池の奇妙な考察17】【Dr.尾池の奇妙な考察19】失恋が死ぬほどツラい理由（telling,/朝日新聞）
- note ケベックシティが「北米のパリ」なら、オルレアン島は「孤島のプロバンス」！
- ブログ エア・カナダ、成田とモントリオール直行便、就航記念イベント
- 連載 人間嫌いの飼い猫と、少しずつ距離を詰めていく（未婚のひとりと一匹と：06）（DANRO/朝日新聞）
◆9月(twilog)
青髪が繋いだご縁として、カナダ・ケベック州へ昨年に引き続き2度目の取材！ 年内は海外ムリだろうと思っていたのでことさら嬉しかった。記事は2020年1月に公開予定だけど、取材中のリアルタイムは個人のFacebookページに投げているので興味がある方はこちらから→2019ケベックシティ
あと「チェコフェスティバル2019」にひとりで登壇。「チェコがノーマークな友達を、その気にさせる方法」で40分おしゃべりさせてもらいました。広いステージと画面が気持ちよかった！
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- 編集/イラスト【Dr.尾池の奇妙な考察20】生はなぜ気持ちいいのか（telling,/朝日新聞）
- 執筆/イラスト【赤シャリVS白シャリ】突然、すし運動会に巻き込まれました（マイナビニュース）
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- 編集/イラスト【Dr.尾池の奇妙な考察21】人間の弱さ、ウイルスの強さ（telling,/朝日新聞）
- 連載 人生も、ニャン生も、何度でもやり直せる（未婚のひとりと一匹と：08）（DANRO/朝日新聞）
◆10月(twilog)
10月はやたらと慌ただしかった。毎年参加させてもらっている、公立中学校で職業の多様性などを知ってもらう「ハローワーク」でお話しさせてもらって、中旬は粋な友だちが「お見舞い」に奄美大島行きをプレゼントしてもらう！ 10日間入れかわかり立ち替わり10人以上の友だちがやって来てなにがなにやら。トラブルも台風もあったけど楽しかった。で、かえってきたかと思ったらポルトガル取材へ。そんなに家を空けていられるのも、その度に上京してくれる母と兄のおかげです。
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- 連載 乳がんは「ファーストクラス」が標準治療！（未婚のひとりと一匹と：09）（DANRO/朝日新聞）
- 編集/イラスト【Dr.尾池の奇妙な考察22】エロの知性（telling,/朝日新聞）
- 編集/イラスト【Dr.尾池の奇妙な考察 23】時にはパンツのように（telling,/朝日新聞）
◆11月(twilog)
ポルトガルで開ける11月。月またぎなので長く感じる8日間。ポルトガルは入院前に見たハリポタや、手術後に見た実写版美女と野獣の世界の連続で不思議な縁を感じる。カルチャーショックも多くて本当に長く感じた取材だった。で、海外取材へ行くにはその前後の仕事をかたづけなければいけないわけで、帰ってきてからも不在分を巻き返すのに必至になる。というわけで11月は必死でした。必死すぎて連載原稿を落としました。
猫もあれから経過良く、日に日に体重を肥やしながら、少しずつ歩み寄る日々。
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- 編集/イラスト【Dr.尾池の奇妙な考察 25】マスターベーションは女性を美しくするか（telling,/朝日新聞）
- デザイン/撮影/マンガ 中野区議会REPORT vol.1（河合りな）
◆12月(twilog)
大人げない理不尽さに驚きながら幕の開けた12月。実害ないからいいけど、人を見る目って養われないものなのか。富山の“うんまい蟹”に癒やされて、ゴリゴリと仕事を進めながら、11月から続くメインマシンの不調に泣かされて右往左往しつつ、全部一新してスッキリしました！ 日なたにいても日陰を見ていても、過ぎゆくときは同じなのです。それなら日なたを目指して、いくぜ、2020年！
いろいろ割り切りながらもストレスはたまってたみたいで、いっぱい猫グッズをつくりました。わたしのために。良かったらSUZURIは誰でも買えますので、おそろいにしましょう。
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- 連載 乳がん検査、マンモとエコーどっち？（未婚のひとりと一匹と：11）（DANRO/朝日新聞）
- 編集/イラスト【Dr.尾池の奇妙な考察 26】乾燥を防いでくれるのは水なのか油なのか（telling,/朝日新聞）
- 連載 自由業者のがん周知っていつ、どこまで？（未婚のひとりと一匹と：12）（DANRO/朝日新聞）
- 連載 乳がんのついでに豊胸手術はできますか？（未婚のひとりと一匹と：13）（DANRO/朝日新聞）
- 編集/イラスト【Dr.尾池の奇妙な考察 27】ルージュは防寒になるか？（telling,/朝日新聞）
- 執筆/出演 30分で3品作る！ 母直伝の「おせち料理」レシピに挑戦（エーザイマガジン）
2019年が始まった頃は、まだ猫はいないし（来るのは決まっていたけれど）、乳がんだっただなんて全然分からなかったし、過ぎてしまった今となっては猫がいるのが「当たり前」だし、手術したからといって特に変わりのある毎日を過ごしているわけじゃないし、振り返ると本当に不思議。
「先行きが分からない」っていう不安は、わりとよく襲われる方の人生だと思うんだけど、それでも「がん」とか「手術」とかっていうのは、いままでの金銭的・仕事的ピンチとは違う角度の読めなさで不安だった。いまが安泰かといったら全然そんなことはないんだけど、でも「なんとかなった」から、これからもなんとかしていくだけだ。
とはいえ、ここは2019年の振り返りの「締め」の部分。2020年の目標を宣言しなければ。毎度忘れるけれど。
2020年の目標は……
本を出したい
ここを「本を出す」としないで希望にしてしまうのがわたしの気弱さだけど、いまはそのくらい遠い、と思う。自分で出すんじゃなくて、どこかの出版社からオファーを受けて出せるような、そんな立ち方がしたい。
できれば、猫と乳がんだけじゃなくって、旅と写真でひとつ、形に出来たらなぁ。というか、企画書作って売り込みに行けよって話かもしれない。
考えながら、稼ぎながら、書きながら、立ち止まらない一年にしたいでっす。