↑これはレンポジの写真です。
コロコロした赤ちゃんパンダもかわいいけれど、私はやっぱりぐったりした大人パンダが好きです。
でも目はちょっと怖いので、「パンダが触りたい!」と思ったことは一度もありませんでした。身の危険を感じます。しかしそこが好きです。カッコイイ。
週末はゾンビで沸いた「東京ナイロンガールズ」ですが、そっちに「パンダ大使」の登録方法の記事を書きました。
・一週間は厚顔無恥! Facebookで登録&アピール、世界一周する「パンダ大使」を狙え|東京ナイロンガールズ
(ゾンビのレポートも木下氏がブログを転載したレポートを載せてくれる、はず)
ナイロンの記事には「パンダ大使」の登録手順を書きましたが、こっちではもう少しつっこんで、「パンダ大使」やそのファイナリストになった場合のスケジュールや、賞品についてまとめてみたいと思います。
↑みんなはこういうパンダの方がキューンと来るんでしょ? でもよく見て。すでにちょっと目が怖い。絶対一重の目してる。
「パンダ大使」ことパンバサダーになるためには、Facebookアプリ「パンダクエスト」を登録して、プロフィールを登録したり、自己アピールをして「ハグ」と言う名のポイントを集めたりします。(ハグの仕方はここにまとめました)
現在、このパンバサダーの登竜門である「パンダクエスト」に果たして、世界中から何人の登録があるのかは謎ですが、締切一週間前になっても新規登録者は増えている様子。
まぁ、半分くらいは友達にハグをしようと思って、間違えて登録したんじゃないかしらなんて思いますけど。
参加はもちろん無料で、応募資格は「元気で成人しているパンダ好き」だけなので、こりゃ祭気分で登録しない手はありません。
では実際に応募し、セミファイナル、ファイナリスト、そして晴れてパンバサダーになった場合のスケジュールと、選考人数、賞品などを整理してみましょう。
2012年10月1日 Facebookアプリ「パンダクエスト」応募・ハグ終了(160名)
各地域(アジア太平洋/アメリカ大陸/欧州・中東・アフリカ/中国)のスコア上位40名が、パンダクエスト・キャンペーンのセミファイナル選抜候補者(約160名の上位候補者を決定)となる。
2012年10月4日 セミファイナリスト決定(24名)
約160名の候補者の中から、成都・パンバサダーの審査員たちが地域ごとに上位24名を選出。発表はFacebookページにて。該当者にはメールで知らせる。
2012年10月14~17日 セミファイナリスト・グランドイベント
ワシントンD.C.、エディンバラ、シンガポール、北京のうち、最寄りの開催地にセミファイナリストが集結。
3日間のイベントでは動物園体験などを通して、出場者のパンダ保護に関する知識(!)や、情報をを共有する能力、そして野生パンダと接するための身体的な能力も評価されるとのこと。
ここでの賞品:
・イベントまでの交通費の一部
・エコノミークラス往復航空券
・旅行保険
・必要となるビザ申請の費用
・宿泊場所
・食費
(総計2,000~4,000米ドル)
2012年10月17日 ファイナリスト決定(16名)
各地域から4名ずつ選出。発表はFacebookページにて。該当者にはメールで知らせる。
2012年10月27日~11月16日 ファイナリスト・イベント
開催地は成都パンダ基地! スキルトレーニングやパンダ保育園での飼育体験、野生パンダ生息地の探検を行う。
1週間目:パンダの専門家の役割について、学ぶ。たとえば、飼育係、栄養士、リスク予防、追跡の方法など。
2週間目:成都市周辺でパンダ保護のプロモーション活動に参加。パンダ保育園の環境や生育状況について学ぶ。
3週間目:パンダの野生生息地へ行き、学んだことを生かして野生のパンダをアクティブに追跡&キャンプ!
これらの体験がすべて評価され、パンバサダーへの選考に影響する。
ここでの賞品:
上記体験に加え
・イベントまでの交通費の一部
・エコノミークラス往復航空券
・旅行保険
・必要となるビザ申請の費用
・宿泊場所
・食費
(総計2,500~5,000米ドル)
2012年11月16日 パンバサダー決定(3名)
ファイナリストイベントの得点に加え、期間中に行われる適性テストによって選考。発表はFacebookページにて。該当者にはメールで知らせる。
2013年3月~7月 ファイナリストによる“世界パンダ保護活動ツアー”
世界の動物園にて、パンダ保護メッセージの訴求活動。
成都市から出発し、アジア、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアを経て、中国に戻る。
各都市の滞在は約2週間。予定されているルートはチェンマイ(タイ)、東京(日本)、エディンバラ(英国)、ウィーン(オーストリア)、サンテニャン(フランス)、マドリッド(スペイン)、アトランタ(米国)、メキシコシティ(メキシコ)、アデレード(オーストラリア)、香港、マカオ、台北、成都。
ここでの賞品:
上記体験に加え
・謝礼金20,000米ドル
・世界パンダ保護活動ツアー全所要費
(総計40,000~50,000米ドル)
~2013年11月16日 その他のパンバサダーの仕事
パンバサダーに任命された人は、以下の義務が発生する。
- パンダ野生化プロジェクトの主要イベントへの参加。成都市のパンダバレー第二期工事の起工式への出席を含む。
- ワイルド・エイドとの協働機会の提供。
- 世界中の関連する動物園を訪問。
- パンダをはじめとする絶滅危機動物の保護に関する意識を高める広報活動。
- 成都パンダ基地での体験を個人のブログに記録し、写真や動画を、ソーシャル・ネットワークを通じてオンラインで共有する。
- パンバサダー就任後2ヵ月以内に、自分が学んだことや体験したことについて、主催者側に正式な報告書を提出する。
- その栄誉と動物保護の精神を次期パンバサダーに引き継ぐため、次回のパンバサダー・プログラムへの参加に招待される。また、進行中のパンダ保護のグローバルな取り組みに引き続き関わるかを尋ねられる。
……どう? このなかなかの本気具合!(笑)
ほとんどが「世界パンダ保護活動ツアー」中に行われることだけれど、お気楽な旅行なんではないことが分るはず。
そんじょそこらの旅行キャンペーンとかよりはガチで本気な「ミスユニバース」とかの方がイメージが近いのかも、と思ったよ。
本当に「大使」!
「パンダが好き」というのはきっかけに過ぎなくて、その愛情を情熱として、パンダに関することを学んだり、そこで知ったことをより多くの人に伝えて欲しいというのが「パンダ大使」の真意だと思うよ。
第一回パンバサダーには、実は日本人も選ばれている。
彼女は子供の頃からパンダが大好きで大好きで、すでにプライベートで何度も何度も成都を訪れていて、パンバサダーに任命されてからも、なんと成都に留まりパンダ保護活動を続けているとか……!
そんな方が居ると思うと、どうぞどうぞ、私なんて! と思ってしまう。
けれど、わざわざ「パンダクエスト」として大きく間口を広げている理由は?
専門家やプロだけでは近すぎて見えない、伝えきれない情報を、もっと身近な形で表現できる、きっとそういう人を待っているように思うんです。
……ひとりくらいは。(笑)
「パンバサダー」の応募は10月1日で締切!
果たして第三回があるのか、誰にもわかりません。
次のことなんて、今は考えないで。
先の予定も、選出されてからどうにかしましょう!
パンバサダーが日本人から生まれることを祈ってます。
あ、もちろん、私もなりたいです。
次は私がパンダプログラムに登録するまでのいきさつを書くね。
なんであんなビデオを撮ったのかも。
Photo by Jimyh photographe vir Chengdu Pambassador
パンダ大使への道【完了】
・2012.09.13 パンダ大使として世界をめぐる「パンバサダープログラム」に登録したよ
・2012.09.20 《訂正》パンダ大使を目指すコヤナギユウを「ハグ」する方法(2012年10月1日まで)
・2012.09.25 パンダ大使までのスケジュールと賞品、パンバサダーの役割についてまとめてみた
・2012.09.26 ジャッキーチェンと同じ肩書きを得られる!? 「パンダ大使」/てるてるジャッキー見つけた
・2012.09.27 【追記】パンダ大使の投票こと「ハグ」をスマフォからやる方法! 10月1日まで
・2012.09.29 パンダ大使とパンダと私の話。私がパンダ大使に応募した理由【いただいた推薦文】
・2012.10.01 日本一パンダ大使に近いマチュアになった! 私がパンダ大使になったら出来ること【アプリ利用規約/プロフィール】
・2012.10.02 パンダ大使の「ハグ」終了! セミファイナル発表は10月4日【倍率計算】
・2012.10.08 コヤナギ、パンダ大使セミファイナル進出!!12日からシンガポール!【合格通知メール、セミファイナル契約書】
・2012.10.13 #Pambassador #SG 01 セミファイナリストとしてシンガポールへ来たよ! 衝撃の「パンダに会えない」という事実……!
・2012.10.14 #Pambassador #SG 02 巨大パンダ雑学迷路と来場者1000人の前でスピーチ!
・2012.10.15 #Pambassador #SG 03 そうさ、今こそ、アドベンチャー!(パンダ関係ない) #panda_note
・2012.10.16 #Pambassador #SG 04 アジア太平洋地区の世界成都パンダ大使、ファイナリスト決定! #panda_note
・2012.10.17 #Pambassador #SG 05 最後はシンガポール観光 ARIGATO!! #panda_note