TRIP

荷造りの合い言葉は「COLD & DRY」乾燥にも気をつけろ! #イエローナイフへ行く理由 01

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SUCCESS!

すいません。
本当は出典:上出洋介先生のオーロラの秘密を載せたかったのですが、大切な本を家に忘れてきちゃったので、今日は出発2日前、ということで冬のオーロラハントへ行くための荷造りについて書きます。
イラスト書いてて思ったんですけど、今年の2月に草津温泉へ行ったときとパッと見ほぼ同じです。
考えてみると、私が体験したことのある一番寒い気温って、その草津温泉での-16℃なんですよね。

対して今回行く1日目のバンクーバーは-3℃。
オーロラハントを行うイエローナイフに至っては平均気温が-20℃を下回っています。

ちょうど同じ時期にイエローナイフへ行ったことのある、セクシーコンサルタントのアンドウミカさんによると

ー30℃、まつ毛に大きな雪の結晶ができるのとか、
昼間が3時間しかないのとか、不思議がいっぱいで楽しかった~♪( ´ ▽ ` )ノ
と、楽しそうに振り返る反面、
「イエローナイフの印象ってどうですか?」と尋ねると

防寒具のフル装備を借りたけど、吹雪が下から舞い上がって、呼吸すると蒸気がすぐ凍るでしょ。辛かった…
イエローナイフ、『寒いの向こう側』を体験した…という印象。

とその凍えっぷりが透けて見える回答が。

おおおぉおおおぉおおおおお。。
私、寒がりに定評があります。

と、怯えていると今回の旅でガイドを務めてくださる、オーロラ写真家のタカサカユウイチさんからメールが!
タカサカさんは、「オーロラ写真家」といえば…で1.2番目には名前が挙がってくる方。
どえらい方にガイドして頂いちゃうわ、と思っていたのに、私の寒さに関する未知なる疑問にアドバイスをくださいました。
しかも、オーロラ撮影についてまで!

ええーい、こりゃ怯えてばっかりいられない!
出発は2日後だ!

冷静になるためにも荷造りのポイントを(明日の私のために)整理して書くよ!

合い言葉は「COLD & DRY」!

寒いのは想像つくと思うんですけど、気をつけねば習いのが乾燥です。
肌や喉がカラカラになって、のど飴にかなりの「必要性」を感じました。
また、手先もツメの薄い人なんかは乾燥で割れることもあるとか。
携帯用のハンドクリームを用意して、乾燥対策には抜かりなく。

というわけで、防寒系/乾燥系/オーロラ撮影系でまとめてみるよ。

【追記】
実際に平均気温-20℃、体験最低気温-36℃のイエローナイフへ行った時の装備は下記に書きました。
レンタルできる防寒具についても書いたので、参考にしてください。
寒波も笑ってICEマスカラ! -36℃に耐える極北防寒着、大解説。 #イエローナイフへ行く理由 07

▼防寒系

-20℃の世界用に現地ではジャケットからジャンプパンツ、手袋、ブーツまで防寒着一式を借りることができる。
ただし、防寒用ブーツは歩きにくく、日中の町歩き用には靴の持参が必要。
女の子はUGGなんか持って行くらしいけど、私は登山靴に。
また、室内は暖かいのが雪国のセオリーなので脱ぎ着しやすいものが重宝するとのこと。

・コート:バンクーバー用に持って行こうかと。
・フリースや中着用ダウン:コートの下に2枚程着込むのが良いとのこと
・手袋:こちらも基本2枚つけ。5本指手袋の上から防寒用手袋(ミトン型)をはめるそうだが、個人的に自転車用の可愛いモコモコ手袋があるので持って行く
・イヤーマフ・帽子:イヤーマフが一番温かい気がしてるけど、いちおう毛糸の帽子も持って行く
・マフラー:今年は寒いところに出かけることが多かったので「いつものマフラー」の愛称がついた。本当は脱着しやすいネックウォーマーの方が良いとのことで、気に入ったのがあったら買おうかな。
・ヒートテック:汗を吸わないヒートテックは汗をかく人には逆に冷えるらしいけど、私には汗をかく予定がないので有効とのこと。重ね着したる。
・靴下:ぴったりとフィットする薄いものと、ザックリと温かいものの2枚履きがいいらしい。また、足は汗をかくので多めに用意した方が良いとのこと。
・腹巻き、タイツ:薄くてフィットする防寒は活用する! あんまりもこもこしたくないんだけど、どーかなー。
・ボトム:起毛系とタイツの重ね技が良いだろうな、と。防寒ボトムでタイトなシルエットあるかな。
・登山靴:イエローナイフでの町歩き用に、通常の靴ではダメらしいので持って行く。
・ホッカイロ:東京の冬はホッカイロを背中に2枚貼って乗り切ってるけど、イエローナイフでは何枚貼れば!? 貼る用ともつ用があると良いとのこと。

タカサカさんメッセージ
コートはバンクーバー(このところ零下になる日もありました)と、イエローナイフの日中に市内を散策する時に必要です。
足の裏に貼るホカロンと、ポケットに入れておくホカ ロンがあると現地では重宝します。

イエローナイフでのアクティビティーは汗をかくようなものはありませんから、ヒートテックで充分です、私も愛用しております。
問題は部屋の中が暑いという事です、集中暖房なのでみな家の中では半袖です。
外に行く時に防寒具を身に着けるため重ね着が基本です、レストラン等でも直ぐに調 節が出来ます。
靴下は薄いもの、その上に履くウールかフリースの厚いものを重ねます。
ブーツは零下50℃対応ですが汗で濡れると暖まらないので靴下もしょっちゅう変えるのが良いです。
スニーカーはイエローナイフでは全く使い物にならないので登山靴の方が良いですね、私も街中では断 熱材の入ったハイキングブーツを履いています。
防寒ブーツはごつくて運転が出来ません。(汗)

【追記】
実際に平均気温-20℃、体験最低気温-36℃のイエローナイフへ行った時の装備は下記に書きました。
レンタルできる防寒具についても書いたので、参考にしてください。
寒波も笑ってICEマスカラ! -36℃に耐える極北防寒着、大解説。 #イエローナイフへ行く理由 07

▼乾燥系

緯度が高いカナダでは、とにかく乾燥する。そのうえ空気が澄んでいる冬だから、その乾燥具合たるや……!
9月にユーコン準州を訪れた「夏オーロラ」観測では、乾燥に気をつけたつもりだったけど帰国後、頭皮がガッサガサに!
頭皮のケアまで考えてなかったわ~。。

・のど飴:超必須。飴をなめる週間のない私ですら、ひとり一袋でも困らないくらい。これがないと喉がくっついてしまいそう!
・マスク:風邪気味だったので前回持参したんだけど大活躍。移動時の少しの時間も保湿に当てられる。
・携帯用ハンドクリーム:ボディクリームはホテルのアメニティのものがけっこう優秀。逆に携帯用の使用感の良いハンドクリームをカナダで調達するのはなかなか至難なので、持参がおすすめ。前回はようじやのハンドクリーム持って行ったけど、今回はグリセリンもって行こうかなー。
・目薬:コンタクトレンズなので目が乾くと命取り。乾く前に注す!
・リップ:日本でもがさつくくらいですから、マメに塗ります。
・フェイスクリーム:いつも使っている化粧水・乳液に加え、こってり系のクリームは今回は忘れずに持参! 肌トラブルは一週間後に噴出するのだ……(前回、帰国一週間後に顔面中に小さい吹き出物が大量発生した)
・モロッカンオイル:頭髪用の植物性オイル。前回の頭皮乾燥騒ぎのとき、これを塗りたくったら治ったので、信頼して連れて行く。

▼オーロラ撮影系

私のカメラはミラーレスのLUMIX GF3。
悪いカメラではないけれど、プロ仕様のものと比べると、やっぱりどこか「カメラ女子」仕様で心もとないため、オーロラの撮影は諦めていたんだけど、映った!
でも夜空がきれいに写らないし、それは私が下手だから? それともやっぱりこのカメラ限界?
いや、どうやらいろいろコツが足らなかったみたい!

・三脚:極寒の雪の上で撮影ということで、足の長い普通の三脚を借りてきた! また、プラスチック製だと凍って割れることがあるらしいから避けること、とのこと。
・「F値」が低いレンズ:「F値」というのがレンズの明るさらしく、低い方が明るいとのこと。F2.0くらいだととっても良いオーロラ写真が撮れるらしい。前回持って行ったのはGF3のダブルレンズキッドに付いてきた望遠レンズでF値はF3.5-5.6。同じく同梱されていた「パンケーキレンズ」はF2.5なので持って行く!
・レリーズ:カメラのシャッターを遠隔操作するリモコン。GF3は未対応なので2秒タイマーで挑みます。
・カメラバッグ:寒冷対応は意外となんとかなりそうらしいけれど、気をつけたいのは結露。外から室内に持ち込んで、急な気温差でレンズ内が結露してしまったら、そのカメラは今回の旅行ではもう使えない。カメラへの温度差を和らげるためカメラバッグに入れて取り出さない、などして慣らしていくとのこと。そういえば古いカメラバッグ持ってたから、持って行こう。

(iPhoneは結露、大丈夫なのかな……)

タカサカさんメッセージ
Lumixで撮影されたオーロラですが、露出時間が足りなかった事からこのようになっていると思われます。
ISO 感度をもっと上げて例えばISO3,200で、20~30秒の露出でしたらもっと多くの星や星団が写ります。

調整すればコヤナギさんのイメージももっと良く出来ますが、jpgで撮影しているのでしたらプロセス時に劣化が起こりますので、RAWで撮影 する事をお勧めします。

オーロラ撮影の際にはRAWとjpgの同時記録にしておけばBlogやtwitterに直ぐjpgの方をアップできますね。
プロセスは後でゆっくりとPCでするしか無いでしょう。
RAWはファイルが大きいので沢山のカードが必要になりますが。

14mm/F2.5でしたらとても良いオーロラが撮れる筈です。
夜はこのレンズが良いですね。撮影時にはぶれないように2秒のセルフタイマーを使うか、リモコンをお持ちください。
星にピントを合わせる方法は現地でお知らせしますが、取説でライブビューの使い方、特に拡大する方法を 調べておいてください。

▼その他

・サングラス:空気が澄んでいるから晴れると太陽サンサンなカナダ。更に雪で反射するからサングラスもお忘れなく。
・水着:「屋外ジャグジーがあるので良かったら水着持って来てください」と観光局の方にいわれたのだけど、屋内からジャグジーまではどのようにして移動すれば良いですか。また、ジャグジーから上がったらそのまま氷像になったりしないでしょうか。
・コンパクトデジタルカメラ:最近投入したオモチャ! 魚眼になるレンズアダプターを装着すれば、室内広々、人間も鼻デカな面白写真が撮れる。オリンパスのToughというアウトドア用のもので、GPSで位置情報が付けられたり、防水、防塵、防寒冷仕様! ……でも良く見ると-10℃って書いてあって、うん、どうだろう。魚眼レンズには窒素が注入してあって結露防止裸身だけど、どうなんだろう……

そうそう、ずっとレンタルでやり過ごしていたキャリーケースも、先月、無印良品のハードキャリー85リットル(赤!)をゲット。軽くて扱いやすくて、気に入ってます。

さーて、明日不足品を買って荷造り開始。
今回の旅行でしか使わないものはあんまり買いたくない。
というか、私、最近、ユニクロ、無印、GAP(セール品のみ)でしか買い物してないんだけど、じゅ、十分だよね?

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