さて、2年越しの投稿でなが〜く続いた2015年のニューヨーク日記投稿。
もう、観光スポット紹介と行った記事はすべて書き終わり、残るはこれを含めて3記事。一気に連続投稿してしまっているので、公開と同時にこれを読んでくれている人がどのくらいいるのか不明だけど、きっと誰かのヒントになると願って。
ド定番から変わったものまで、街がキラキラと輝くホリデームードいっぱいのニューヨークの雰囲気をまとったお土産を、過去の記事と一緒に紹介するよ。
マグノリアベーカリーの限定カップケーキ
奇しくもこれを書いている2017年の12月24日の翌日に、日本一号店だった表参道店が閉店してしまうマグノリアベーカリー。ニューヨーク本店だけの限定カップケーキないかなぁと思っていたら、あったよ。
左側の赤いやつ。
こちら、ニューヨークの冬の風物詩、ラジオシティミュージックホールの「クリスマススペクタキュラー」をイメージしたもの。
https://koyanagiyu.com/archives/2107
さすがにこれは日本まで持って帰れないけど、もぐもぐしながらお土産とたびを振り返りましょう。
やっぱりバカに出来ない王道のお土産品
ド定番過ぎてやっぱりかわいい、I♥シリーズや、スノードーム。
観光客がいっぱいいるところならどこでも手に入るし、価格もどれもチープだから迷いなく買えるのがいいところ。
サブウェイ(地下鉄)プリントで、もうボディにもフタにも「NEW YORK」!!!
「I♥」は見たことあるけれど、「NY♥Me」って!
空前絶後のぉぉぉ、ニューヨークを愛しぃぃぃ、ニューヨークに愛された……といった気迫すら感じます。火がつくし。
観光名所の定番だけど、やっぱりかわいいよ、スノードーム。
しかし、これら、実はりんごの方は持って帰るときに割ってしまって、残った街のデザインもこの間割ってしまったんだ……。
またニューヨーク行かないとね。。
キラキラ。
これらを買ったのはタイムズスクエア。
何時に行ってもお土産屋さんがやってるのがいいよね。
https://koyanagiyu.com/archives/421
ベッドフォードアベニューより、雑貨とチョコレート
いちばん買い物しちゃったのが、ブルックリンのあるベッドフォードアベニュー。
一般的にブルックリンのオシャレエリアというとウィリアムバーグかダンボあたりなんだけど、ベッドフォードアベニューは「ニューヨークの下北沢」と呼ばれていて、ちょっとチープな感じ。
そのおかげで(?)ニューヨークやブルックリンに特化した、地元っぽいアイテムが多いよ。
上の写真のピアスは、ただの輸入雑貨なんだけどね。
安かったから、暮らしていたらこういうの買うだろうなと思って、自分へのお土産に買ってみたよ。
https://koyanagiyu.com/archives/2235
日用品屋さんで見つけた、ニューヨークプリントのディッシュタオル
ベッドフォードアベニューの、なんてことない日用品屋さんにプラッと入って、なんとなーく、製菓用のカラフルなシュガーなどを眺めていたら、店の奥で発見!
素朴なニューヨーク土産、な、なんで店頭で売ってないの!? 観光客向けにワゴンでも出してドヤァって売ったらいいのに……と、正気を失いそうになりながら結構買いました。
というのも、プリントの風合いもモチーフも、わたしの中のニューヨーク・ブルックリンの気分にぴったり。
そうなんだよね、わたしにとってニューヨークって、ピカピカきらびやかな感じなだけじゃないんだ。
エプロンと同じ柄のディッシュタオル(食器ふき)。
プレッツェルはお金のない人の定番の食事です、うんうん。
あとこちらもディッシュタオルだけど、ざっくりとした刺繍がかわいくて、オシャレにきびしい女子へのお土産にもこれをたたきつけておけば黙らせることが出来るでしょう。
チョコレートブームを牽引したマスト兄弟のチョコレート
わたしが行った2015年はニューヨークで板チョコが流行っていたの。
味や素材のこだわりももちろんながら、もっとも注目が集まった理由はやっぱりパッケージじゃないかと思う。
どれも小気味よく洗練されており、ついつい集めたくなっちゃって、金額もかなり強くなのに頑張ってしまったよね。
ちなみにこちら、ブームの甲斐あっていまでは日本でも帰るから、あんまりお土産には適さないかも。
ニューヨーク限定とか、あるのかな。
せっかくなのでパッケージだけずらっと並べるよ。
(ちなみに全部あげてしまったのでヤギミルク味以外食べてない)
未だ日本未上陸、かわいい雑貨店アンソロポロジー(ANTHROPOLOGIE)!
マンハッタンをプラプラ歩いていて、あ、かわいいお店、とフラッと入って値札をチェック。お、お手頃! と思うとだいたいこのアンソロポロジー(ANTHROPOLOGIE)だったり。
マンハッタン内ではかなり店舗数が多いと思われるけれど、わたしはチェルシーマーケットで買ったよ。
https://koyanagiyu.com/archives/8996
部屋着からインテリア、コスメなどを扱っているアンソロポロジー。
日本未上陸だから、お土産にもぴったりだね。
わたしがお土産に選んだのはこちら。
超お得な香水セット!
なんか、わたし香りものが好きみたいで、迷いに迷ったのがアロマキャンドルなんだよね。
日本ではなかなかお目にかかれないようなエキゾチックでスパイシーなアロマで、外国の風まといまくり。
キャンドルならなんかホリデーっぽいしぴったりでしょ。さっきの「NY♥Me」なライターで火をつけてさ。
フタがついているのがなにげに便利。フタを閉めたら火が消せるからね。
これは1日1つの質問に答えていく3年日記。
噂によると、韓国語バージョンもあるらしいけど、これは普通に英語です。
アロマキャンドルなどはちょっと香りが強くて人の好き嫌いがあるから、無難な石けんもかわいい!
というかホントに香りものすきなんだなー、気がつかなかったよ。
前衛的エンターテインメント体験の証拠、的な
これは、例の悪夢のあとです。観劇後持って帰れるのが嬉しい。
よく見るとカードもただのクローバーじゃない。なんだろ、カラスかなぁ。
白い仮面を付けた観客がビルを移動して観劇するミュージカル「スリープ・ノー・モア/Sleep No More」行ってきたよ!
エアメールは活版工房のクリスマスカードで
外国へ旅行に来たら、エアメールで家族にお手紙を書くコヤナギ。
今回はユニオンスクエアのホリデーマーケットで見つけた、ブルックリンの活版行動PEPPER PRESSのクリスマスカードにしたよ。
だってモチーフがトナカイじゃなくて、世界最大の鹿、ムースだなんてユニークだな、と思って。
ちなみに、上の写真で右上に映っているのは郵便局の自動販売機で買うときに出てくる切手。こういう業務的な切手もかわいいよね。
活版の魅力は、なんといってもでこぼこ感。
ああ、もうすく2015年の6日間と、2年ごしのホリデーが終わるよ。
あと、2記事。
↓このINDEXはグレーのタイトルをクリックでたためるよ。
1999.07.08 ファッキュー合戦
※この日記は21才の私が無謀渡米したときのアーカイブです。
物事をやり始めると終了すまでやるので結果的に早い。
大概のことは1晩で終わらせる。
瞬間的に集中力を発揮するタイプ。
だからつぎの日は死んでいる。
昨夜、キヨミ嬢のかわいい未来神少女を書き上げるがために遅くまで起きていたため、ぐったり疲れて夕方まで寝ていた。
ムクっと起きて昨日の売り上げのことを思い出す。
100ドル。
あ、CDラジカセが欲しいんだった。
急いで支度をしてアスタープレイスのKマートへ行く。
ここには何でもある。
一番安くてそこそこカッコ良くて、いい音の出そうな見た目のCDプレーヤーを買い、嬉しさの余り小走りで帰路につく。
家に帰るとアーリーがようやく旅行から帰っていた。
「ハイ!CDプレーヤー買っちゃった!」と、アーリーの旅の感想も聞かず部屋に入ろうとすると、扉に何か挟まっている。手紙だった。
彼氏と実家と友達と、それとエリコからの手紙だった。
手紙には「7/4に会えなくてごめんね、電話をちょうだい」と言う内容だった。
ごめんねも何も、電話をしなかったのは私なのに。
連絡をもう1度とる切っ掛けが出来て嬉しかった。
彼氏からの手紙に心和み、親からは「貧乏らしいので少ないけど」と、5万円振り込んでくれたらしい。
友達は、今インターネット上で私のイラストのTシャツを作ろうと言う話が持ち上がっているから、勝手にアンケートを始めてもいいか、特に聞きたいことはあるか?という手紙の内容だった。素敵っす。
その日のうちに手紙の返事を、CDを聴きながら書いて(っていうか、前にも書いたけど彼氏には毎日書いていた)ポストに投函した。
また家に帰るとアーリーが犬の散歩に行こうと誘ってきた。
子犬は7匹、それとマザームーンで計8匹。
これを全部どうやって散歩させようかと悩んでいると、同じアパートに住んでいる白人女性が帰ってきて、子犬を「かわいい!」と撫でている。
すかさずアーリーが彼女を散歩にさそう。
快くオーケーしてくれた。
とは言うものの、
犬の数はそれでも多いので私が2匹、
白人女性が2匹、
アーリーが子犬3匹とムーンは御留守番、
というフォーメーションで出た。
アパートの玄関を出てすぐくらいに、
白人女性はともだちに出会い、
「後から行くから」と立ち話を始めた。
アーリーと2人で歩いていると後ろから「ヘーイ!ユー!むちゅ(投げキス)」とマソが大声で叫んできた。
アーリーが「ともだちか?」と聞いてくるので「良くわからない」という表情で答えた。
マソがこれを見て私が黒人好きだと思われたら困るなぁ等と思った。
大きなマンションの前まで来て、
「犬の放し飼い厳禁」と書いてある柵付きの芝生にアーリーが子犬達を放して遊ばせた。
だんだん犬達に個性が出てきて
「あいつはスメル(においをよく嗅ぐ)だ」とか
「あいつはジャンピン(良く跳ねる)だ」とか、言っていた。
いつまでたっても白人女性は追ってこない。
アパートにつくと階段に犬の声が響いていた。
どうやら彼女は言うことを聞かない2匹の犬に手を招いて、散歩を断念してしまったらしい。
すると彼女とアーリーとで物凄いけんかが始まった。
「おれの犬を散歩に行かせないとはどう言うことだ!」
「ごめんなさい、どうしていいのかわからなくて」
「このメス犬(ビッチ)!」
「なんですって?!」
「ビッチって言ったんだよ!!ファッキュー!」
「あんたこそよ!ファッキュー!」
「ファッキュー!」
「ファッキュー!!」
と、「ファッキュー合戦」になる。
全部で何回言っていたか数えれば良かった。
「ファッキュー」という言葉の重みがよく分からない。
お互いに叩き付けるようにドアを閉め、部屋に入るとアーリーが、
「ごめんよ、ホントに頭に来て。気分はどうだい?」
「え?ふつうだよ。」
「おれは最悪だよ。おれはあの女を絶対許さないね。お前はどう思う?」
どう思うと言われても、
そこまで怒ることじゃないし、
大体頼んだアーリーも悪いじゃん。
という英語も思い浮かばず、かっこわるいが笑うしかなかった。
お互い自室に戻ってもまだアーリーの怒っている声(独り言)が聞こえる。
よっぽど犬が大切なのか。
っていうか、やはり不可解だ。
考え方にも壁はあるなと思った。





























































































