なんでニューヨークなの? 「冬のニューヨーク6日間」SIX DAYS NEW YORK in HOLIDAYS!

なんでニューヨークなの? 「冬のニューヨーク6日間」SIX DAYS NEW YORK in HOLIDAYS!

今日からニューヨーク行ってきます!
(しかし上のメインビジュアルはカナダ・バンクーバーのガスタウンです。冬のニューヨーク初めてで写真を持ってないもので。。)

今回は自主企画で「旅をもっとリアルにコンテンツ化出来ないか」という実験です。
ウェブデザイナー・金延サエと一緒に「RealTimeist.com(リアルタイミスト)」というサイトを立ち上げてました。
一緒にNYへ行くのは旅ガール・石井サユリ。

特設ページはこちら。
コヤナギユウ&石井サユリの「冬のニューヨーク6日間」
SIX DAYS NEW YORK in HOLIDAYS!

20151204_1910249

もっと簡単に、もっとリアルな熱を感じてもらいたい、と思っています。

 

 

 

で、でね!

なんでニューヨークなのよってことを書いておきたいんです。
わたしを最近知って下さった方のために。

わたしの著書に「給食のオバサンだった私が下北沢で自分の店を持ちつつデザイナーで社長をやれている理由」というのがあります。

新潟の高校を卒業して最初についた仕事は「給食のおばさん」という住み込みの大量調理食。
決め手は「寮が東京にあること」「料理を学びながら給料がもらえそう」ということ。
やりたいこともお金はないけど東京に行きたい、料理も出来ないから覚えたい、という願いを満たしていたのです。
というわけで、晴れて毎日100人分のご飯を作りなら、自分のなりたい仕事を考えてました。

当時、服が好きだったわたしは、「校則」や「社則」に縛られず、自由な格好、自由な髪型にあこがれており、その象徴として「金髪にしたい」と思ってました。
「金髪になっても許される仕事ってなんだろう」といつも考えていました。

その日も、ファッション雑誌を眺めながら、「この金髪の人は何の仕事してるんだろう」と思ってました。

で、ふと気がついたんです。

あ、この雑誌つくってる人になればいいんじゃん! と。

「デザイナー」という職業は知ってました。
でも、憧れが強すぎて専門学校にも入ってない自分がなれないと思ってました。
「編集者」という職業も知ってました。
でも、憧れが強すぎて高卒の自分にはなれないと思ってました。
そして、「ライター」という職業は知らなかったんです。

調べてみるとどうやら学歴はいらないらしい。
ただし、ツテが必要らしい。
でも、新潟から出てきて、マスコミ関係者はおろか友達もいない。
そこで、「講師が現場で働いている編集者」という触れ込みのライター教室に通い始めます。
給食のおばさんをしながら。
講師と毎回名刺交換をして、その名刺にはやったこともないのに「ライター」という肩書きを書いて。
当時はスマホはないし、まだパソコンも個人が持ってる時代でなかったので、もらった名刺をもとに、お手紙書いて、お電話して、会いに行って。

そうやって出会ったのが「サンクチュアリ出版」です。

当時「平均年齢26歳、20代の出版社」と唱っており、社長は高橋歩さん。

歩さんにとって「3年間で結果を出す」と決めて無名を自伝を売りまくっていた、ラストスパートの3年目でした。
もう、気合い入りまくっていて、暮らすように働いてw、本当に楽しかった。
(その様子は、ちょっぴり歩さんの「サンクチュアリ―夢を追い続けた堕天使たちの「旅」の記憶」に乗ってます。「原宿のカリスマ、ユウちゃん」がわたしですw)

でも、同時にかなり刺激されるんです。
“自分もこのままでいいのか”と。

そのときははっきり言ってお手伝い程度の仕事しかできてません。
わたしでも、わたしでなくても、いい仕事です。

いまなら、どんな仕事であっても「わたしでなくてはいけない」に出来るかは、自分次第だって考えられるんですけどね。

でも、当時は。

「コヤナギユウ」という「名前でできる仕事」を始めなくちゃいけないんじゃないか、と。

そこで、自分が出来ることを考えたところ、イラストしかないと思いました。

もちろん、「イラストレーター」という職業は知ってました。
しかし、憧れが強すぎて「わたしじゃ下手でなれない、と思ってました。
でも、わたしが自分にしか出来ないことを考えたとき、絵しかなかったんです。

それから、サンクチュアリ出版での仕事が終わってから、22時から終電まで、渋谷駅のJRと井の頭線乗り換えの間にある「INDEX」という駅ビルが閉店したシャッターの前でポストカードを売り始めます。

結果は、意外や意外、売れた。

1枚150円のポストカードなのに、珍しさも手伝ってかたった2時間の販売で15000円くらいは売れた。

そしてそこから仕事ももらった。
3ヶ月もしないうちに、雑誌への寄稿でサンクチュアリ出版の給与を超えた。

その勢いで歩さんが卒業して、ツルさんがあとを継いだサンクチュアリ出版に企画書を出し、没にされても直しては出し、直しては出し、直しては出し、イラスト集の出版が決定!!!

そうして出版されたのが、初の著書「and you.」です。

色校の確認も終わり、書店に並ぶのを待つだけになったころ。
いつものように電車に乗っていました。

揺られる乗客をぼんやりと眺めてました。

ほら、わたしは金髪に執着していたじゃないですか。
だから乗客の髪の色を見ていたんですね。

「あー、みんな黒髪だなー。黄色人種だからな」

そう思って、突然、ハッとしたんです。

わたし、ここしかしらないじゃん、と。
とっても小さな世界しか、見たことないんじゃん、と。

それと同時に、ふと、有名なキャッチコピーの節と同じテンションで胸にわき上がったのです。

“そうだ、ニューヨーク行こう。”

激安のチケットをとって、飛び込んだんです。ニューヨーク。
観光ビザが許される3ヶ月だけ、20才年上の黒人男性アーリーとシェアルームで、イーストヴィレッジのアルファベットアベニューで。

収入は、路上で売ったポストカード代のみ!
ちなみにわたし、英語しゃべれないですからね。

この話すると、とても度胸のある人と思われるけれど、とんでもない。
自分に対するプレッシャーでさっそく膀胱炎になって、まー大変だったんですから。

結果は、売れた。
意外なことにとっても売れた。

おまけにチップの習慣があるので売上と同じくらいチップをもらって、売上は倍に。

3ヶ月いる間に、CLUBのVJのアニメーションつくったり、写真家のモデルをやったり、タトゥーの図案つくったり、オフオフブロードウェイの看板を書いて、個展が出来た。

そして3ヶ月経ち、日本に帰ってくると、まったく知らないおじさんがわたしの著書「and you.」と同じ名前の会社を作って、わたしをマネジメントしたいと待っていました。

その後に、まぁ、もう、すごくいろいろあったんですが、(くわしくは本に書いてますw)とにかくニューヨークはわたしにとって「ブレイクスルー」の街なんです。

そしてニューヨークで初めて、開放感を感じたのも事実です。
みんなが違っていい。
がんばって、目立っていい。
趣味がひとと違っていい。
個性とは、プラスなんだと、初めて言われた気がした。
うまくいえないんですけど。

とにかく、ニューヨークはわたしにとって聖地なんですよね。
で、聖地を英語でいうとサンクチュアリなんですよ。

そんなわけで、帰ってきたらサンクチュアリ出版でイベントやりますw

 

02

 

 

Salon de “HAPPY HOLIDAYS!”
from SIX DAYS NEW YORK

2015.12.20 SUN
OPEN 17:00
START 17:30
CLOSE 19:30

特性クリスマスケータリング&ウェルカムドリンク付き

エントランス:3000円
SNS共有で500円ディスカウント!

Facebookイベントページ

会場:サンクチュアリ出版
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷2-38-1
TEL03-5775-5192 FAX03-5775-5193<代表>

交通案内
JR千駄ヶ谷駅より徒歩7分
都営地下鉄 大江戸線「国立競技場」駅 A4出口より徒歩7分
東京メトロ 副都心線「北参道」駅 出口2より徒歩5分
JR原宿駅より徒歩13分

※限定30名とさせていただきます。

http://realtimerist.com/

 

 

 

旅好きデザイナー・ユウと旅ガール・サユリが
クリスマスムードあふれる冬のニューヨークをリアルタイムで伝え、
日本に残されたウェブデザイナー・サエが粛々と運営する
「リアルタイミスト(realtimerist.com)」!
このサイトの口コミをご自身のFBやTwitter、Instagramなどで
シェアしてくれた方には500円ディスカウントしちゃいます。

ニューヨークのホリデーパーティがやってきた!?
旅好きデザイナー・コヤナギユウが冬のニューヨークで見つけてきた
クリスマスムードでおもてなしします!
おいしくて、楽しくて、出会いのある2時間をお過ごしください♪

サンクチュアリ出版 地図

 

 

03

 

<realtimerist.comリアルトーク>
MCはコヤナギユウ、ゲストとしてともにニューヨークへ旅立った石井サユリと、日本でサイト運営を行った金延サエを呼びニューヨークでの様子やサイト運営 の「リアル」をぶっちゃけます。また、旅を仕事にするってどうやるの? つか旅ガールってなに? イベントだから話せる「リアル」があります!

リアルタイミスト
コヤナギユウ&石井サユリの「冬のニューヨーク6日間」
SIX DAYS NY HOLIDAYS! http://realtimerist.com/6daysNY/
コヤナギユウ http://koyanagiyu.com
石井サユリ http://www.ishiisayuri.com
金延サエ http://msme-studio.com

0405

 

<ケータリングメニュー>
フリーフードとしてアートでおいしいクリスマスケータリングを用意。オーガニックサラダで、NYの人種のサラダボールのようなカラフルさ、クリスマス感をデコレーションでアピールします!

・旬野菜のリンゴ酢ピクルス
・オーガニックサラダ -xmas ver-
・マッシュポテトパイ
・イベリコ豚の生ハムとチーズサンドウィッチ
・クリスマスターキー
・フェアトレードチョコレート (お土産用)

▼ワンコインメニュー

・サグチキンカレー (ほうれん草ペースト)
・ジンジャーカップケーキ

from オーガニックフード & バー Little Linda
http://little-linda.net

 

 

 

 

 

06

 

 

<青サンタBAR & オープンマイク>
2杯目以降は「青サンタBAR」へ。最近すっかりコンパニオン集団になっている「東京ナイロンガールズ」の面々が、詐欺上等の青サンタに変身! クリスマス&ニューヨークな趣向を凝らしたカクテル&ドリンクがワンコインで楽しめます。バーテンダーは謎のゴーグルの男…?

酔った勢いでオープンマイクへ!?
来場者を巻き込んでのトークバトル!? 希望者にはニューヨークのライブハウスで行われている「オープンマイク」にちなみ、1分間のアピールタイムをプレゼント。《要事前申込み》

 

07

 

<Book worm store>
ビッグアップル、サラダボウルと別名がたくさんあるニューヨークですが、“本の虫”もお忘れなく。
旅好きデザイナー・ユウが発行するyours-storeの書籍が、この日だけ数量限定で大放出!
中には、ユウが20歳のころニューヨークの路上で手売りしたという幻の本も……!
http://ysb.thebase.in

 

 

 

 

 

08

<コインズストア>
会場内のお買い物は、計算がめんどくさいからすべて500円単位。フリー&ワンコインでもっと楽しもう!
▼電子パーツ・映画雑貨bellkuro
サラリーマンの晩酌工作から始まった、ニッチな雑貨屋「bellkuro」が初リアル出店!
ニューヨークをテーマにした新作雑貨をぶら下げて、500円単位の特価で放出!?
コヤナギユウまわりでなぜか熱い「ムー・プラ板」もあるか?
https://bellkuro.stores.jp

▼プラセンタ化粧品Filtom
コヤナギは実は肌がきれいである。10歳詐称できる肌は、世界初技術を駆使して、毛穴をすり抜けて浸透するプラセンタ化粧品「FILTOM」のモニターをしてるため。化粧水・美容液・乳液のサンプルセットを身内価格で数量限定放出。
http://www.filtom.com/

▼サロン・デ・ナチュル
コヤナギおすすめのものすごく気持ちいい泡立たないぷるぷる石けん「サボン・デ・マンナ」も置いてみます。

And more!

イベントの追加情報はFacebookイベントページに投稿します!

小規模だけど、4年ぶりにイベント主催するから、遊びに来てね!

そして、わたしたちの小さな冒険もよろしく!

 

20151204_1910249

 

さーて、これから荷造りだ!
今日が出発なのに!!!
洗濯物、乾いたかな。

コヤナギユウ&石井サユリの「冬のニューヨーク6日間」
SIX DAYS NEW YORK in HOLIDAYS!

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