一年近く、このブログで告知するのを忘れてた。
さっき「みらいのシカケ」の紹介記事を書いていて気がついた。
同じ制作メンバーで、2013年の春に短編小説をつくり、公開したんです!
Webでも全編読めますし、冊子にもなりました。


グラフィックデザイナーの村上さんとコーディネーターのパトリシアさん夫妻が中心になって、わたしのマチオモイ帖という展覧会に出展するために作成されました。
モデルは2012年に上毛町に関わった人々で、十五篇の物語に仕上げたのは小説家の三谷晶子さん。
私は編集で参加です。
物語の全てはWebでも読むことができます。
私をモデルとして、三谷さんがくみ上げてくれたお話は「結婚なんかしたくない女。」ですけど、あくまでモデルですから!
しかし、家族観・結婚観が大きく(おそらくは良い方に)変わったのは事実。
そのうちそれはそれとしてまとめて書きたいなぁと思いつつ、会った人にはよく話してるんですけど、夢を壊すのはやめてください!(特に既婚組)
良い夢は幻想でも持っていた方が、先が明るくて良いじゃないか。
「こうげ帖」与太話としてほかにも……。
味のある題字は三谷晶子直筆によるもの。
あとはまぁ、みんな「モデル」だから物語とは微妙に(人によっては全然)違うんだけど……
「ド田舎に帰って来た男。」の任期はあと1年!
「目の前に文字列が並ぶ男。」は夏に独立、
「犬が飼いたい女子大生。」は山間部の温泉郷に就職し、
「東京が疲れる女。」はいよいよ長野との2拠点居住を開始、
「誰かに会いたかった男。」は次なる拠点を模索中?
「騙して人を集めた女。」は夢を追って上京、
「ブーブー言うに決まっている女。」は現在イビサ本を作成中、
「ゴミを作る男。」はみらいのシカケを作っており、
「借り物の人生を生きていた女。」は子供向けのワークショップを精力的に開催、
「わあって泣くこども。」は現在整列とお掃除がブームみたい?
「映画を眺めていた女。」は超かわいい犬を拾い、
「結婚なんかしたくない女。」はオーロラのケツを追い、
「母親扱いされる女。」は南国暮らし、
「理想の暮らしがなかった女。」は絶賛“理想の暮らし”を製作中!
でもでも何より、
「生きている感じが薄い男。」は先秋めでたくその彼女と入籍しました!
おめでとう!
ほら、フィクションでも幻想でも物語でも良い。
夢は明るく持っているに越したことないじゃないか。
短編小説『こうげ帖』
著者:三谷晶子
制作:こうげのあしあと
編集:コヤナギユウ
装丁・本文デザイン:村上智一
写真:木下 奈緒美・こうげのあしあとチーム
ウェブ:高橋 崇
映像:道原 猛
協力:上毛町ブランド創造協議会 スタッフ有志のみなさん
発行者:村上 智一
発行所:Piton ink(ピトン インク)






















