明けましておめでとうございます。
コヤナギユウです。
最近、ブログの更新と言えば文フリの告知続きになってしまって、「旅と遊びの散文家」らしさに欠けるので、告知ついでにTipsをお届けしたいと思います。
わたしがオーロラとのご縁があったのは2013年の冬、カナダはユーコン準州から。

当時はミラーレス一眼を持ちつつも「カメラは好きなものの詳しくない」というコンプレックスから、オーロラ撮影を端から諦めていたものの、同行された方がコンパクトカメラでめちゃくちゃきれいにオーロラを撮影したことから気がつきました。その後、ご縁あってイエローナイフ準州の「ブロガーオーロラ大使」にも任命いただき、極北と星空とオーロラの魅力に惹きつけられて、ニュージーランド、アイスランドを大きな一眼レフを掲げて右往左往させていただきました。
時は流れあれから10年。2023年に再び太陽活動が活発化。10年ぶりにユーコン準州はホワイトホースに降り立ち、オーロラ撮影することができました。

▼当時のレポート記事はこちら
いよいよ活発期のオーロラ、どこで見る?
カナダ・ユーコン準州で究極のオーロラハント|マイナビニュース
太陽活動の活性化(ソーラーマックス)はおよそ11年周期。一度活性化すると3.4年は派手なオーロラが出現しやすい「当たり年」になります。
今年は2026年。今期のオーロラ活性期も後半戦です!
「次の機会」の11年後まで待てそうもなかったら、さっさと行った方が良さそうです!

2023年にわたしも搭乗させてもらったカナダ・ホワイトホース発の「オーロラフライト」なら、オーロラが出現している方向に向かって飛ぶから、暖かい機内で遭遇率100%! 雲の上を飛ぶので悪天候も関係なしです。
ただし……揺れるんですよね、飛行機の中って。天気が良くて来もエンジンぶん回して飛んでるから、オーロラを撮影しようと長時間露光すると、ブレまくっちゃうんですわ。
飛行機からオーロラ撮影するコツ

というわけで、今回ブログにしたためるのはこちら。
機内撮影でオーロラをうまく撮るコツ、です。
・オーロラが出現している
・機内が暗い
上記の2つはすでにクリアしている前提で、それでも難しい機内からのオーロラ撮影。
重いカメラは良いカメラ
使用するカメラはこだわり度に寄りますが、弱い光を繊細に写し込むことでオーロラ写真は映えますから、iPhoneとかより一眼が断然おすすめです。画素数が高いは正義です。(その分重いですけどね)
NO!反射映り込み撲滅ツール
おすすめのツールはこちら!
機内撮影の必需品「忍者レフ」!(リンクに2%のアフィリエイトが含まれます)

機内の照明が落としてあっても、ささやかな誘導灯ですら反射しますので、これが必須です。覆いたい窓の一回り大きなサイズがいいと思います。わたしは直径50cmのやつを買いました。
マニュアルでピントは星に合わせる
撮りたいのはオーロラでも、ひらひらした捉えどころのないオーロラにピントは合わせられません。キリッとした写真に仕上げるなら、星がクリアに写っていると見栄えが良いです。マニュアルフォーカスで丁寧に星へピントを合わせたら、動かさないように注意してください。
地上ならISOを少し上げて1分近くシャッターを開放していてもいいんですけど、機内からの撮影では揺れちゃって全然ダメです。
だからもうノイズはトレードオフ!

ISOをめいっぱい上げて、ノイズを気にせず可能な限りシャッタースピードを短く設定します。幸い、オーロラフライトなら最高の状態のオーロラ活動が目の前で繰り広げられているので、撮れさえすれば淋しい絵にはならないはず。
といっても、シャッタースピードは最短で1.2秒は欲しいところ。となるとね、揺れるんですよ、やっぱ。
昔に座席をとっらぱった学術用のオーロラフライトで三脚固定して撮影に挑んだプロカメラマンの方がおられたのですが失敗してました。揺れるんですよ、エンジンぶん回して飛んでる飛行機が! ブルブルしてるものなのです。
だから、飛行機への固定は1〜2秒のシャッタースピードでも大敵です。
じゃあ、どうするのか。
ここが腕の見せどころと言いますか、わたしの場合、人間スタビライザーになります。腹筋です。
微細な揺れを身体で受け、息を止めて集中力でブレを相殺します。

数をこなしてとにかくシャッターを切っていくことがそもそも大事です。自然現象を相手にしてるんですから、チャンスにタイミングを合わせられるだなんて傲慢は捨て、とにかく撮りまくってシャッターを切る。そのとき注意するのはぶれないこと。ノイズは後から現像で緩和できるけど、光がビヨ〜ンと伸びるようなブレが出た写真は使えない。息を殺して、座席に立てたひざ(靴は脱ぐ)に肘をついて振動を吸収する人間三脚に徹すること。
これを編み出したときは、瞬間最大風速的に世界で一番機内からのオーロラ撮影が上手いカメラマンってわたしなのでは、と思ったほどです。

日本初のツアー会社でも、わたしの写真を表紙に使ってくれているところがいくつかありますので、見かけたらクレジットをチェックしてみてください!
