2018
10.07
コヤナギ的簡単建物探訪。シンプル(合理的/現実主義)→派手(装飾的/印象主義)を繰り返してる

【後編】冬こそヨーロッパがお得! 観光も買い物も食事も失敗知らずなチェコ周遊7日間がおすすめ

TRIP, チェコの見どころカタログ, 冬こそチェコへ行こう!


※1ページの情報量が多すぎて表示されない記事がある疑惑のため、実験的に分割しています

↓前編の元記事。半分にすることで表示されました。チェコ系記事全部分割しないとダメなのか。。

冬こそヨーロッパがお得! 観光も買い物も食事も失敗知らずなチェコ周遊7日間がおすすめ

 

 

▼チェコといえば? 建築! ビール! 人形劇!

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♪ボヘ〜ミア〜の川よ〜モ〜ルダ〜ウよ〜♪

……なんて合唱で唱っていたかも多いのでは。実はこれ、プラハにある川のことなんです。作曲家はベドジフ・スタメナで「わが祖国」という交響詩の第2曲目「モルダウ」なんですって。スタメナの出身地はリトミシュルで4日目にレポートするよ。

また、グラフィックデザイン・イラストレーションの祖といわれるアルフォンス・ミュッシャはパリで花咲いたけれど、ボヘミアからやってきたエキゾチックな芸術家として評価され、チェコ語読みでムハ。晩年はチェコの神話をテーマにした「スラヴ叙事詩」という連作を手がけていたことで有名だよね。

他には、村上春樹の題名に引用されていることでも有名な作家フランツ・カフカ、紅茶やさんの名前でおなじみの作家カレル・チャペックもチェコ出身。

広島原爆ドームの設計者(ヤン・レツェル)も、チェコの人ですって。

モグラが主人公のアニメ・絵本クルテクも見たことがある人もいるはず。

有名なものはたくさんあるけれど、特記したいものは建築とビールと人形劇!
街はどこもかしこも石造りの立派な建築と彫刻だらけ。これは戦火の影響を比較的受けなかったため、10世紀からの重厚な建物が今も普通に使われ、その時代ごとに増改築されてきたことから、特にプラハはまるで建築博物館のよう。どこを撮っても絵になるので本当にキョロキョロしっぱなし。また、国内には12の世界遺産を有しているんだよ。

コヤナギ的簡単建物探訪。シンプル(合理的/現実主義)→派手(装飾的/印象主義)を繰り返してる

コヤナギ的簡単建物探訪。シンプル(合理的/現実主義)→派手(装飾的/理想主義)を繰り返してる

そして、チェコは世界中で飲まれている「ピルスナー・ビール」発祥地。その証拠に(!?)、国民ひとりあたりのビール消費量は世界一なんだって!

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また、ユネスコの無形文化財として登録された「人形劇」も外せない。言語統制の時代にも、唯一子ども向けの人形劇だけチェコ語が許されていたそう。比較的表現の自由が許されていたため、人形劇や絵本は芸術家や文化人が熱心に取り組んだんだ。これがなければ、チェコ語をはじめ、国としてのアイデンティティは滅んでいたかもしれないのだよ。

無形文化遺産となったチェコの伝統的な人形劇。わたしが持っているものが「ドン・ジョヴァンニ」

無形文化遺産となったチェコの伝統的な人形劇。わたしが持っているものが「ドン・ジョヴァンニ」

無形文化遺産となったチェコの伝統的な人形劇

こちらは持つバージョンのマリオネット

食事も「ここでしか食べられない!」っていう伝統的なチェコ料理が多く存在。その一方で、伝統的な料理をリブランディングした革新的なひと皿もある。お肉とチーズとお芋が主な内容だけど、不思議と日本人の口と合うんだよね。こればっかりは、食べてもらわないと伝わらない! けど、異国情緒の発見に感動しつつ、毎日食べても飽きない食事ってなかなか貴重だと思うんだ。

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エッセイ:満月みたいな太陽

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第一印象は、太陽のその頼りなさだった。

初めてのヨーロッパがその「へそ」といわれるチェコ共和国になったことに興奮していた。空港のゲートをくぐり、自動ドアを開けたときはカナダで鍛えた耐寒力で寒さに備えたが、下塗りのようにぼんやりとした灰色の空の色とは裏腹に「一般的な冬」といった程度の寒気に拍子抜けした。ありったけの防寒着を詰め込んだ赤い大きなキャリーケースはすでにまんぱいで、バスの運転手に渡すとき申し訳なく思う。

成田空港を出発して12時間、イスタンブール航空で3時間ほど時間をつぶし、そこからもう3時間ほどのフライトを経てプラハ空港に到着した。季節は12月上旬。街はクリスマスカラーに彩られ、きっと浮き足立っていることだろう。ただ、わたしは浮かれてばかりもいられなかった。これは取材旅行なのだ。Linkトラベラーズというブロガーによる旅行マガジンとチェコ共和国観光局の協力で8人のブロガーと同じバスに乗り込む。これから7日間、ほぼ同じ旅程を過ごし、それぞれ記事を書くのだ。わたしに何の表現が出来るんだろう。

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バスは最初の目的地「プルゼーニュ(Plzeň / 日本語読みでプルゼニ)」へ向けて出発。窓ガラス越しに見える雪化粧した木々は、強風で冷え固まった水分が張り付いた白い氷の結晶だと分かると、拍子抜けしたとはいえ、やはり東京都は比べものにならないくらい寒いのだと思った。見上げると霧のようにかすんだ空から、うっすらと丸い輪郭が見える。

「あれ、月?」と思わず指をさす。誰かが「これが冬のヨーロッパの太陽だよ」と教えてくれた。新潟のどんよりとした雲に隠れる不機嫌な太陽とも、極北で見た天頂へ登ることを遠慮する恥ずかしがりの太陽とも違う。はっきり目視しても目もくらまないような、こんなに頼りない太陽があったんだな。最初のヨーロッパの記憶として、その姿を目に焼き付けた。

Special Thanks:チェコ共和国観光局Linkトラベラーズ

 

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最後まで読んでくれてありがとうございました!

この記事は6000文字ありました。(前編と合わせて)
書籍にするとおよそ8.5ページ分です!
コヤナギの記事は写真もいっぱいあるから、本当に本だったあ倍以上のページを読んでると思う。

「活字離れ」とかいわれるけどさ、けっこう読めてるよね。

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